微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

事前確定届出給与・・・アウトにならないことも?

「鼻からゆっくり息を吸ってー・・・」

 


昨日はご縁あって参加させていただいた、ヨガと瞑想のイベントへ。

私自身、こういった世界は未知。

 

 

ただ、これから多くの人と接していく中で、また自分自身のことでも、心の状態を平穏なものにしておくということはすごく重要なことである気がしており、大変ありがたい機会をいただいたなと思っていたところです。

 

 

まず、自分をゼロのベースに戻し、そこから種を育て芽を出し、花を咲かせる。

まずは肥沃な土壌というベース部分を作ることが何より重要でしょう。

 

 

ゼロに戻す・・・という視点で、事前確定届出給与でも注意すべき点を見ていくことにしましょう。

 

 
1.要件を満たさなければアウト

 

 

先日の記事でも書いたように、要件を一つでも満たさないことになると、全額経費として認められないことになります。

 

everydayrunchange.hatenablog.com

 

 

 


2.全てがアウトか

 

 

ここで、救いの手が。

届出をした全てについての支払いが経費とならないわけではありますが、これはあくまでも同一事業年度の中でのお話。

 

ですので、

例えば3月決算の会社が、

29年12月に300万円、30年の7月にも300万円の賞与(事前確定届出給与)を出す旨の届出をしたとしましょう。

 

 

そして、29年12月には届出通りの支給ができたものの、30年7月には150万円の支給しかできなかった。

この場合、30年7月の150万円は当然のことながら、届出通りの支給ではないので経費にならない。

では、29年12月の150万円はどうなるのでしょうか?

 

 

結論として、これは経費になります。

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この法人は、29年4月から30年3月までが事業年度になりますので、この事業年度の翌事業年度である30年7月の分までは効力が及ばないということになるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必ずしも、全てが経費にならないというわけではありませんので、場合によってはそれを逆手にとって、届出の仕方を検討されるのもよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の瞑想のイベントは、瞑想ということもあって、なんといいますか人間的にどっしりとされた方が多くいらっしゃっていました。

 

 

紹介いただいた方からのつながりで、多くのご縁をいただき、これからいろいろな展開が楽しみです。

 

 

 

 


中でも面白かったのが、お土産は家族に対して1つではなく、子供が3人いれば3つ、それと妻に対して1つ。

 

というように、一人ひとりに特別感を持ってプレゼントするというのがすごく良い、とのことでした。

 

 

 

 

 

 


この記事を妻が読んでいないことを祈ります(滝汗)

たなぼた式給付金のおめぐみ

 

「不幸中の幸いか・・・」

 

 
先日より度々、肩甲骨の骨折について力説しているわけですが、なんともラッキーなことが。

everydayrunchange.hatenablog.com

たまたま交流会で隣に座っていた人から、アドバイス

何やら、その人は女性の少し高齢の方で、若い頃から最近までいろいろな病気をしてきたとのこと。

そのたびに、「保険会社から給付金が出ましたよ」、との事でした。

 

 

「そっか!!」

 

 

ずどーんとイナズマが落ちたわけです!

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そうか・・・

骨折でも給付金が出るんやない!?

 

 

意気揚々と、懇意にしていただいている保険関係の方に連絡。

 

 

「ううん、残念ながら出ませんね・・・」

 

 

へっ??

 

骨折により手術などした場合は、出るようなのですが、今回の場合は対象外である様子。

もちろん入っている保険の種類によるのでしょうが、私が入っているのが対象外だったとのこと(泣)

 

 

そっか・・・手術をしないと対象外なのか・・・

 

 

 

 


手術??

 

 

手術!!

 

 

・・・あの忌まわしいイボ痔の手術・・・

 

everydayrunchange.hatenablog.com

  
手術してるやん!

 


またまた慌てて、アドバイス乞うために連絡。

 

 

「手術されているのでしたら、出ますねー!」

 
キター!!!

 

 

話によると、保険会社からの給付金請求書と、医師の診断書があれば問題なく出そうであるとのこと。

金額も、手術した金額より少し高額のものが給付される様子。

 

棚からぼたもち。

 

たなぼた

 

たなばた。

 

たんざく。

 

ざくざく。($)

 

 

痔になった甲斐があったというもの(汗)

 
こんなふうに、自分では気がつかないところで、なんだか得することが埋もれているもの。

 

 

なんとなくアンテナを張って、ラッキーを探してみるのもいいかもしれません!

 

・・・常にラッキーを探していると、きっと目が¥になって、周りの人からは冷たい視線が注がれることでしょう。

 

 

 

 

 

 


冷たい視線は嫌ですが、たまにはがんばっている妻に冷たいビールを注いであげたいものです(爆)

役員賞与で合法的な利益調整

「絶対に払わないといけないの?」

 


昨日で東京出張も終わり、ようやく通常業務へ。

福岡の中心部で仕事をしていて、福岡の周辺地域と比べると随分都会だ、と天狗さんになっていたわけですが、東京ともなるとやはりスケールが違いますね。

 

 

かなり高層のビルに、洗練された環境。

そして、かなり多くの人。

 

 

満員電車にはとくに洗礼を受けました(激汗)
骨のこともあり・・・

 


ただ、こんなに人が集まっているのでマーケットとしてはすごいだろうなということも。

とはいえ、もちろん競合もその分多いわけですので、東京は東京なりの難しさがあるのでしょう。

 

 

最後に乗った羽田空港までのリムジンバス。

いつものバスだと、乗るときにICカードをタッチし、降りる時にまたタッチすることで、どこからどこまで乗ったのかが明らかになり、料金が精算されます。

 

 

ただ、羽田空港までのリムジンバスは降りる時にタッチが不要でした。

 

 

料金が決まっているのでしょうが、本当に精算が終わっているのか…ドキドキです(汗)

 

 

さて、払ったかどうかのお話。

昨日の事前確定届出給与の続きです。

 

 


1.経費にならないのは

 

事前確定届出給与・・・つまり、役員に対して経費として認められる可能性のある賞与ですが、払い方を間違うと経費として認められなくなるわけです。

ここで、経費とならないのは、「支払った金額」ですね。

 

 
2.裏を返せば

 

「支払った金額」が経費にならない。

では逆に、もし全く支払いがなかった場合はどうでしょうか?

 

当然のことながら、支払いがゼロなので、もともと経費となる金額自体がない。

そうなると、経費として認められないということがそもそもないわけですね。

 

 

この規定自体、100かゼロかのものですので、ゼロであれば否認のされようがないという論理。

 

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3.逆手に取って利用する

 

としたならば、予め届け出をするだけしておいて、払えなかったら払わなかったらOK、ということ。

ここで「少しでも払えるから」といって、例えば100万円の届出に対して50万円しか払わなければ、その払った50万円が丸々経費にならないわけです。

さらに、個人ではその50万が役員賞与とみなされ、そこに所得税や住民税がかかってきます。

もし認可の保育園に通ってれば保育料アップにつながることも(汗)

 

払える可能性があるならば、届け出をしておく。

そして、払えたら払う。

払えなかったら1円も払わない。

 

払えない状況というのは、一般的に利益が思いの外、出なかったという状態。

お金がないというわけですね。

だから払わない。

 

逆に払える状況というのは、利益が出ている状態。

 

ですので、ある意味合法的な利益調整ができるのが、この事前確定届出給与というわけです。

 

 
国が認めていて使える制度はどんどん戦略的に使っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、会食の数が多くなり不摂生気味。

 

妻から、「おいちゃんやん!」との一言。

確かにお腹がぽっこり出てきて、たぬきさんとして子どもの保育園の発表会に出れそうな勢い。

 

 

 

 

思い切ってたぬきを目指したいという夢は早めに捨て去って、戦略的に食べる量や内容を調整していきたいと思います(汗)

役員への税務のご褒美??

 

「今までお世話になりました。」

 

 

先日は前職場の送別会。

ご縁があり勤務させていただいた職場でしたが、6月末をもって正式に退職。

退職から少し日が空いたものの、大変ありがたいことに送別会の場を設けていただいたのです。

 

そしてまた、これもありがたいことに、今回は家族で参加させていただきました。

妻と3人の娘、そして前職場の所長の奥様と2人の娘さん。

かなり女性の割合が高く、男性陣はタジタジ…

というのは、冗談(いや、結構本気…)ではありますが、すごく温かい送別会となりました。

 

最後には恒例の「なんかさん」。

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子どもたちはチョコソフトクリームをデザートに必死にほうばる。

 

「よく頑張ったご褒美だよー」

と、我々大人はただ食べて遊びまわる子どもたちに、どういうわけかご褒美ということでデザートをプレゼント。

まるで年貢です。

賄賂です。

 

…というのは、冗談(ちょっとした妬み?)ではありますが、ご褒美というものは大人でも嬉しいですね。

 

特に経営者は、孤独になりがちで、誰もご褒美なんてくれません(泣)

 

そんな経営者に対するご褒美。

税務にはあるんですね。

 

 

 

1.役員に対する賞与

 

従業員には当然のように賞与があるわけですが、残念ながら役員には賞与が原則として払えません。

払えませんというのは正しい表現でなく、払ったとしても法人の経費にならないということです。

 

 

 

2.ルールに従えば経費にできる

 

役員に対する賞与は、このように経費にならないわけですが、届出や支払い方のルールを守れば、経費にすることができます。

 

【届出】

・決算から4ヶ月以内

株主総会から1ヶ月以内

のいずれか早い日までに、

①支給日

②支給額

③もらう人

を明記して届出をします。

 

【支払い方法】

届出の①から③の通りに、ズレなく支給します。

 

 

3.ズレがあったら?

 

もし上記①から③のいずれかでも満たさなければ、支給した全ての金額が損金不算入…つまり経費として認められません。

 

1円でもズレたら…ということです。

 

さらに、給料には変わりないため所得税や住民税などはしっかりかかってきます

法人で経費にならないわ、個人で税金がかかるわでダブルパンチなわけですね…

 

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多少の、いや、かなりの縛りはあるものの、経営者に対するご褒美は本当に嬉しいものですね。

 

 

 

 

ご褒美と言えるのかは、またなんとも言えませんが(汗)

 

 

 

 

 

ブログが・・・ブロックに!??

「ブログ、アップできんかったんやね・・・」


今朝、妻からのLINE。

昨日から東京入り。
昨日はかなり移動が多く、ホテルに着いたのが22時過ぎ。

満員電車で肩甲骨を圧迫され忍々電車・・・


そんな修羅場を潜り抜け、ホテルにつくともうぐったり。

 

でも毎日続けているブログを書いて寝るというのは習慣づいていることで、記事をしたため、何度も寝落ちしそうになったものの、記事をアップ!

 

・・・していたはずだったんです・・・だったんです。

 

すると、今朝の妻からの冒頭のLINE。

 

顔面蒼白・・・

 

妻の脅迫・・・

 

骨は圧迫・・・

 

せっかく毎日続けてアップしていたブログがついに打ち切られてしまいました。

 

 

遠い記憶でアップしたような感覚があるんだけどなぁ・・・

それすら、夢だったのかもしれません。

そして、書いていたはずの記事も当然見当たらず(汗)

睡魔には勝てないですからー!

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かなりショックです。

 

 

 

一度切れると、このショックが大きすぎて、また切ってしまうのが過去の私。


今度はそうならないように、しっかり更新をがんばります!

そうそう、そういう段階の試練として、こんなことになったんでしょう!

 

 

 


そうですよ・・・ね??

 

 

ふぅ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


( ノД`)

法人の社保加入は必須です!

「入らないといけないんですか!」

 


今日は、顧問先のお客様との面談の日。

最近設立したばかりの法人なので、まずはいろいろと状況を伺うことに。
話題は社会保険料のことへ。

 

法人は例え代表者1人であっても社会保険に加入することが義務付けられているわけなのですが、まだ未加入だった様子。

 

福岡市内では、定期的に社会保険に加入しているかどうかの調査がよくあっているように感じます。

しっかりと確認すべきところは確認しておきたいものですね。


明日から東京。

今日はしっかり休もうと思います。

 

骨休み。

本当に早く骨を治してしまいたいものです・・・

 

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骨折した場合など、治療に社会保険は必要です。

 

 

 

 

 

こんな時は払っていた甲斐があるというものです(!)

 

対話なくして発展なし

「かなりブランクがあるんですよ。」

 


今日は、以前より交流のある【一般社団法人女性起業家スプラウト】の理事長をされている長菅さんとのご面談。

(公式HP)http://sprout.gr.jp/


もう一度正式にお会いしたいとの申し出をご快諾いただき、今日の日を迎えました。


女性の支援をしている団体ですので、話題は自然とそういった内容に。

その中で、我々男性陣がなかなか知り得ない情報をいただきました。

 

私が印象的だったのが、

女性は出産という期間を通じて、社会とのかかわりが遮断される。
そしてその社会から離れていた期間はブランクとなってしまい、復帰しようとするには、そのブランク期間の倍の期間が必要ということでした。

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本人がそのことを自覚していることはもちろんですが、周りにいる社会のかかわりを持つ人たちも、こういった事実を知っておくことは極めて重要であるでしょう。


私たち夫婦は先日、夫婦との対話のテーマでテレビ出演をしたわけですが、本当に対話なしでは何事もわからない、ということを痛感しました。

everydayrunchange.hatenablog.com


これは夫婦の間だけではなく、親と子ども、友人関係、恋人、職場、仕事関係・・・そして当然のことながら経営者と税理士の関係にあっても同じことが言えるわけです。

 

上記の問題であっても、きちんと会社とその女性とが話し合える場を設けられているとしたならば、おそらくそういった内容であっても、抵抗なく話すことができるのではないでしょうか。


我々が必要なことは、とにかくしっかり対話をすること。

 

このことこそが、様々な問題を解決する手口となるのではないかと、最近具体的な物事を通じて感じているわけです。

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家庭、社会、友人など、自分をとりまく周りの方々との対話、しっかりできていますか?


今自分の周りの環境をしっかり見つめ直して、もし対話できるチャンスがあるとすれば、きちんと対話することによっていろんなものが解決に向かうように思います。

 

18日水曜日は、そういった会話をきっかけに、私のお客様と東京に行って参ります。

これがその方のビジネスの契機となって、より発展することを願ってやみません。

 


今朝も、いつもと同じように車で子どもたちを妻と一緒に保育園に送って、出勤。

急に尿意を催した私は、保育園でトイレを拝借。

 

その間に、妻は子どもたちの準備が終わったようで、もう保育園から出ている様子。

私は妻を職場まで送るつもりで、車の中で待機。


・・・ただ、待てど暮らせど妻は来ません(汗)

 

妻は、仕事に遅刻しそうだったので、早々に子どもの準備を切り上げ、あわてて保育園を飛び出してバスに乗った様子。

 

あとで聞いてみると、「今日は送ってくれるとか言わんかったけん、あわてて自分で行ったよ。」
とのこと(汗)

 

私にとっては、遅刻しそうな妻を取り残して自分だけ仕事に出かけるなど、火に油を注ぐような危険な行為。

 

当然に、車の中で待っていたわけですが、妻はそんなつもりはなく自分で慌ててバスへ。

こんな些細なことでも、会話をしないでいるとこのようなことが生まれるということです。

 

 

 

 

ということは、より重大なことを対話していないとするならば・・・

 

 

 

 

 

 

 


そう、お察しのとおりです。

 

 

とにかく、皆さん気をつけましょう(滝汗)