微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

【プロの技+○○】こそ微粒子企業家の生きる道

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■先日、


 とある経営者の方と
 お話をしていたのですが、

 「その方の分野において、同業他社が
 想像もし得ないような研究をし、
 その商品を開発している」

 というお話を伺いました。

 

 『その道の専門家』というのは、
 やはりその道に対して探究心を持っており、
 本物のプロフェッショナルとしての
 技術を持っている人なんだろうな

 と思いを致した次第。

 

 しかしながら、その方のすごいところは、
 何といってもその

 【人当たりの良さ】

 なんですね(^^)。

 

 

■『専門職』と聞いて


 どのようなものが思い浮かぶでしょうか。

 

 陶芸職人さんであったり、
 美容師さんであったり、
 我々税理士もそうかと思います。

 

 何となくのイメージとして、
 陶芸家などの芸術肌の方や、
 ラーメン屋の店主など

 『こだわりのものを持っている人は頑固』

 というイメージがないでしょうか。
 (この感覚自体がもう昭和なんですかね(笑)。)

 

 そういった『頑固一徹』な部分に惹かれる
 ということももちろんあるのですが、

 もしお客様が話しかけようとしても
 その道のプロであるあなたに
 相手にもしてもらえないとするとしたら、

 

 または、仮にそうでなくとも、
 そのように『感じさせてしまっている』
 としたら、

 それは高くから激しく流れ落ちる滝に
 あえて身を投じることがないのと同じく、

 どうしてもそれ以上、
 あなたに入り行くことを遮る空気感を
 醸し出してしまっている

 ということに他なりません。

 

 そのようなことから考えると、

 【その道の専門を極めつつ、
 なおかつ、人間関係において、
 良好な関係を築いていくことが
 できるような『良い人』であること】

 も大切であるように思うわけです。

 


■よく

 
 『二刀流』とも言われるように、

 モノや情報、サービスが溢れかえっている
 この時代においては、

 【その道のプロフェッショナルである】

 のと同時に、そのように

 【良い人であること】

 が必須であるような気がしています。

 

 少なくとも、
 我々微粒子企業においては、
 そういった観点から
 経営者としての勝負をしていく

 ことが得策かと。

 


■どうしても


 その道のプロでありますので、
 その技術の習得には力を尽くすのですが、

 もう一つの
 
 【良い人】

 という部分に関しては、
 そのことを知ってもらうための
 努力を怠ってしまう

 ということが往々にしてあります。

 

 しかしながら、
 実際に自らの商品やサービスを
 選んでもらうためには、

 その道の専門家であることに加え、
 そのような

 【人当たりの良さ】

 が必要ということを考えると、

 【良い人ということを
 周りに知ってもらう】

 必要があるのではないでしょうか。

 


■そしてこれは


 一朝一夕にして
 身に付くものではありません。

 

 しかしながら、自転車の練習と同じく、
 長い時間をかけ、長い日数をかけて、
 少しずつ練習していくこと…

 つまりコツコツと情報発信を
 していくことにより、
 
 それが次第に多くの人に
 伝播していくことになります。

 

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 その状態まで行くと、
 自転車の練習をして
 ひとたび乗りこなせるようになれば、

 逆に転ぼうとしても転べない(汗)
 のと同じように、

 そうそうこの『良い人』という
 イメージが壊れることはなく、

 それは情報発信をされている
 側においての
 イメージとして定着していく

 というもの。

 


■しかしながら、


 何かの拍子に段差につまずくなどして
 自転車から転げ落ち、大怪我を負った

 などということがあれば、
 その先自転車に乗れなくなってしまうことも。

 

 同じように、
 ひとたび情報発信の仕方を誤ってしまうと、
 『良い人』から『良くない人』へ急転落し(汗)、

 その悪い噂はあっという間に
 人々に伝播していく

 ということも考えられます。

 

 ただ一つ言えることは、

 【しっかりと良い人であることを
 伝えていかないと、
 誰にもそれは伝わらないものであり、

 単に専門家としての技術を競うとしても、
 それは瞬く間に同業他社との
 レッドオーシャンに自ら身を投じる】

 ことになってしまい、
 往々にして経営が立ち行かなくなる
 
 ということ。

 


■というわけで、


 しっかりと上述してきたような

 【二刀流の精神】

 を持ち、

 【プロフェッショナルであること】

 という面と、

 【良い人であること】

 という面を併せ持ち、

 盤石な経営者としての立ち位置を
 考えてみてはいかがでしょうか(^^)。

 


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《本日の微粒子企業の心構え》

 


・多くの同業他社がひしめいている中、
 お客様から選ばれるのは、

 【プロであること+良い人】

 という要素ではないだろうか。

 


・自らの専門性はもうすでに
 ある程度身に付いているかもしれないが、
 上述してきた【良い人】の面は
 しっかりと人々に伝わっているだろうか。

 


・人に伝えていくためには
 【適切な情報発信】が必要である。

 

 これは一朝一夕に
 人の心に伝わるものではないため、

 【日々コツコツとその発信をするとともに、
 忍耐強く続けていく】

 ということが肝要であるもの
 と心得ておくべし。

 


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

 

 

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