微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

締めの経費を忘れずに!!


「これがまたウマイ!」

 

決算迎える事業者にとって、いかにして経費を積むかということは死活問題。


最後の最後にどれだけの経費を積めるかによって、その時に支払うべき税額が変わってくることに。

 


上げることができる経費はどんど上げたいものですね。

 

 

 

1.払ってなくても経費になる

 


言わずと知れた事かもしれませんが、例えば商品等の仕入代金で、決算である今月中に仕入れたもの(納品が完了したもの)であれば、たとえ今月中に支払いが終わってなくても経費として計上することができます。

 

 

 

 

2.月末までが経費の対象

 


これは逆に、意外と知られていないことですが、請求書は会社ごとに締め日が異なるもの。


締め日は異なるものの、通常であれば自社の決算は月末日付。

例えば3月決算であれば3月31日までのものを、すべて経費として考えることができます。

 

 

 


3.締め後の経費をしっかり上げる

 


上記に述べたとおり、会社によって請求書の締め日は異なるもの。


例えば3月決算の会社で、3月25日締めの買掛金(仕入れ代金)の請求書があったとしましょう。

請求書として上がってくるのは、2月26日から3月25日までのもの、及び、3月26日から4月25日までのもの。

 


この場合3月中に届いた3月25日締めの請求書は当然のことながら買掛金として経費計上するのですが、意外と3月26日から3月31日までの経費を計上していないということがすごく多い。

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この処理をすることで当期の経費が上乗せ計上できるのですから、これを使わない手はありません。

 


決算にあたっては、今一度このことを念頭に置いて、追加の経費の計上を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 


わが街博多にはシメのラーメンという文化があります。

 


お酒を飲めない私にとってはあまり関係のないことですが、お酒を飲んだりお酒に飲まれたりする方にとっては、かなり重要なこのシメのラーメン。

 

 

 

経費=ラーメンということで、最後の一滴まで取りこぼしのないよう、しっかりと喰らいつきたいところですね。

 

 

 

 

 


などという締まりのないシメで、この記事を終わることにします。

 


ごちそうさまでした。