ふるさと納税を適正に
「ホントの寄付ですやん!」
歳末たすけあい・・・という言葉。
もう時期年末ということで、聞かれる機会も増えてくるのではないでしょうか。
歳末たすけあいといえば、赤い羽根共同募金をイメージされる方も多いかと思います。
募金といえば、寄付。
今日は先日に引き続き、また寄付つながりでふるさと納税のことについて見ていくことにします。
1.まずは自分も助かること
歳末たすけあい。
たすけあい。
ということは、自分も相手も助け合うということ。
まずは自分が満たされることは本当に大事ですね。
自分が満たされた状態で初めて、他者の力になれるのではないでしょうか。
このふるさと納税。
やり方によっては、自分にマイナスな部分があります。
2.ふるさと納税の限度額
マイナス?
なぜ、寄付をすることがマイナスになるんだ!
とお叱りを受けそうではありますが、マイナスというのはお金の面でのお話。
もちろん、精神的にプラスになることも考えられますが、お金の面でのどうなのか?というお話です。
ふるさと納税には、限度額があります。
まず、
所得税からの減税を考える上では、総所得金額等の40%までしか考慮されません。
総所得金額等とはなんだか難しいコトバなのですが、要は所得税からの控除に限度額がある、ということだけをまずは抑えていただきたいわけです。
そして、そこから引けなかった分は、住民税からの減税となることに。
ただ、ここにも限度額が。
総務省のウェブサイトに詳細な計算方法が載っていますので、ご参照ください。
3.ふるさと納税の適正額を知る
ここまで申し上げてきた通り、
『ふるさと納税には限度額がある』ということです。
ということは、限度額までは減税の対象、超えてしまうと、『本当の寄付』となってしまいます。
なってしまいます、などというと、「寄付は悪いことなのか!」と極めて善良なる方からお叱りを受けそうなのですが、ここでは感情抜きにした勘定だけにフォーカスを当ててお話ししているところですので、ご理解いただきたいところです。
いろいろお話してきましたが、結論としてこのサイトでざっくりとしたふるさと納税の適正額がわかりますので、ご参照ください。
このように、ふるさと納税だからと言って闇雲に寄付をしまくるのは得策ではありません。
まず、自分の税が最大限優遇される前提で、他者に貢献する、という視点で動かれるとよいのではないでしょうか。
とはいえ、こういう形で故郷に貢献できるのはなんとも素晴らしいことですね。
・・・とはいえ、各地の特産品につられて寄付先を選んでしまうのは私だけでしょうか(汗)