あなたは年末調整の対象ですか??
「あれっ?年末調整しなくていいんだ・・・」
先日から話題に取り上げさせていただいている年末調整について。
そもそも、年末調整をしなくてよい人であったということもよくあります。
今日は、どんな人が年末調整をしなければならないか、逆にどんな人が年末調整の対象から外れるかという点について見ていくことにします。
1.年末調整の対象となる人
原則として、年末調整はその会社に勤務している全ての従業員について行っていきます。
パートやアルバイトの人についても、年末調整の対象になってきます。
結構この点は、誤りやすいポイントです。
2.年末調整の対象とならない人
逆に、次のような人は年末調整の対象から除かれます。
概要を知っていただくため、あえてざっくり大枠を述べます。
・その会社からの給与収入が2,000万円を超える人
・2カ所以上から給与の支払いを受けている人で、他の会社に扶養控除等申告書を提出している人
・年の中途にその会社を退職した人で、再就職の見込みがない人
・非居住者
・日雇い労働者など、短期間勤務の人
考え方としては、原則としてどなたも年末調整の対象。
ただし、例外として上記に当てはまる人は対象外になるというイメージですね。
パートやアルバイトの人でも年末調整の対象であること。
自分はパートだからアルバイトだから・・・ということで年末調整の対象外となるわけではないので、くれぐれもご注意ください。
アルバイトでも日雇いなど超短期でない場合には対象ということですね。
もう時期、扶養控除等申告書が会社から配られる時期かと思います。
その際は、他の会社に扶養控除等申告書を提出していればその会社に扶養控除等申告書は出せません。
しっかり、注意してくださいね。
副業としてこっそりアルバイトのような形で他の会社に関わっている人が、その会社から扶養控除等申告書を提出するように言われた際、「出せない」とのことで報告すると、「副業をしているのか!」などと、突っ込まれたりすることもあるかもしれません。
いろいろ考えて、行動されることをお勧めいたします(滝汗)
あり得ないことをやった先には…
「どうにかせにゃいかんね…」
先日、子どもたちの健康診断のようなものがありました。
その前の事前調査(取り調べみたいですが(汗))があり、そこに睡眠時間を書く欄が。
後ろめたい気持ちもありながら、現実を書くことに。
我が家の就寝時間は、22時。
共働きということもあり、妻が家に帰って子どもとともに食事・入浴をし、3人の子どもを布団に入れて寝かしつける。
私の帰りが夜遅いので、どうしてもこういうリズムになってしまうわけです。
健康診断で言われたのが、「寝るのが遅すぎる」ということ。
妻はそのことがずいぶんショックで、泣いてしまったとのこと。
当然、その後夫婦会議をしたわけですが、この22時の就寝時間を改善しようとするためには、ある程度痛みのある構造計画が必要。
練る練る…
考えすぎて、
寝る寝る。
…というのは少しだけ冗談ですが、本当にダイナミックな状況の改善が必要なことには変わりありません。
22時の就寝につながっているのは、妻が家事ともに育児を平行してやっているという現実。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、この状況を何とか改善しないと就寝時間が早まらない、ということを夫婦会議で採択いたしました。
どう改善するかというと、
【私の帰宅時間を子どもたちの晩御飯の時間に合わせる】
ということ。
まるでこんなこと思いつきもしなかったわけですが、これしかどうしても方法がないわけです。
早速実行することに。
実はその改革から、すでに4日ほど経っているわけですが、夜にどうしても避けられない用事がない限り、子どもたちの晩御飯の時間には帰っています。
そして、21-22時には布団へ。
(まだ就寝時間は徐々にしか変えられてないですが(汗))
従来の私は、布団に入るのが0時から1時の間位。
これを大幅に早めることによって、早起きをすることができています。
こうやって早起きをすることで、前々から積ん読状態になっていた本を、毎日毎朝1冊ずつ読み進めていくということができているわけです。
早朝は無駄な情報が一切入ってこないため、すごく頭がすっきりして冴え渡っている感じが。
こんな風に、何かを変えようとする際には、本当に常識を取っ払った構造改革が必要になるような気がします。
自分のことは自分でしか見えない。
ですので、積極的に第三者である人に現在の自分の状況を説明し、アドバイスを求めるというのが重要なことでしょう。
オススメなのは、自分よりレベルが高い人のアドバイスを求めるということ。
自分と同レベルかそれ以下の人では、どうしても否定されたりマイナスな意見が多かったりするようなことが多いもの。
今、仕事や生活の中で変えれそうなポイント…というより変えれなさそうなポイントはありませんか?
いっそのこと、すべてゼロベースに戻して考え直してみるのもいいかもしれません。
ちなみに初日は、同じく早起きしてきた妻と夫婦会議をしてしまい、結局遅刻寸前になったという…なんともありがちなオチに終わりました(寒)
月の満ち欠けの如き、少しの変化に敏感に
「えー!値段変わったの?」
私は定期的にまとめて靴下を買い換えるのですか、とある日に衝撃の事実に遭遇しました。
いつも買っている某衣料品販売店。
これまで4足で1,000円だった靴下が、なんと3足1,000円に(!)
値上がりしてたんですね…
私の記憶では、昔は最大6足で1,000円だったような記憶があります。
インフレが起こっている、というより円安の影響でしょうか(汗)
さて、税務においてもこのように変更される事項があったりします。
今日は平成29年分年末調整についての変更、改正点を見ていきたいと思います。
1.給与支払事務所等の届出
会社の本店が変わった場合には、通常給料を支払う事業所も変わってきますので、その旨を税務署に届け出なければなりません。
面倒なのが、変更前と変更後の税務署にそれぞれ同じ書類を提出しなければならないということ。
これが、平成29年からは変更前の会社所在地を所轄する税務署に届け出ればよいということになったわけです。
我々にとってはありがたい改正ですね。
2.給与所得控除額の見直し
これは、我々にとっては残念な改正。
少しお給料が高い人にとって、ソンな話です。
具体的には、年収1,000万円超の人が控除を受けることができる金額が220万円までになるというもの。
従来では(細かい話になりますが)、1,000万円超1,200万円以下の人は220万円の控除額、そして1,200万円超の人は230万円の控除額となっていました。
要は1,200万円超の年収の人は、10万円ほど給与所得控除…つまり給与の経費が少なくなるというわけです。
年々の改正により、少しずつ我々の負担が増えていきますね。
我々自身がしっかりとこういった事実を把握しておかないと、ある意味国の言いなりになってしまっている気さえします。
そういえば、ポテトチップスの量も最近少なくなっているような気がしませんか?
私の白豚のように色白で肥大なぽっちゃり体型だった小学校時代、ポテトチップス1袋1人で食べるというのが何よりの至福の時間でした。
今この減ったポテトチップスの量を、当時の彼に勧めても泣きわめいてしまうことでしょう(苦笑)
ま、どーでもいいことですがね…
行列×音楽で世界が変わる!?
「ノリノリですねー!」
今日は突発的な休日(といっても、単なる文化の日ですが)ということで、家族で桂川町の【わいわいマルシェ】というイベントへ。
食事中心のイベントだったのですが、子どもたちの遊具があったり、お馬さんがいたりと、すごく楽しいイベントでした。
1.行列の効果
そこにカレー屋さんの出店があったのですが開始早々長蛇の列。
私たちがどうしたかというと、当然その長蛇の列に並びまして…
なぜ、こんなに長い行列にあえて並んだのでしょう(汗)
おそらく、「こんなに並ぶということはおいしいに違いない!」という我が家では珍しい夫婦の合意があっての結果。
長い物には巻かれろ的な(意味は違いますが)、我々の特性なのかもしれませんね。
2.音楽こそ!
開始から2時間ほど経った頃、音楽のイベントが始まりました。
私自身、今まで見たことのないスチールドラムを使っての演奏。
すごいことに、スチールドラムで、音階を奏でるというかなりの強者。
これがかなりの良い反応で、老若男女問わずみんなノリノリ!
知らない人同士が顔を見合わせ、音楽にノッている。
ここにコミュニティの原点があるように思います。
こんなふうに、人と人とがつながりあれば、そのつながった人で次は音楽以外の話で盛り上がることも。
初対面の人と会って、いきなりビジネスの話をするよりも、ずっと合理的ではないでしょうか。
私は、この音楽の偉大な力を見過ごすことができません。
音楽を通じて、何か生み出すことができないかということを、よく考えています。
今日はこのわいわいマルシェというイベントに参加してみて、こんなことを思いました。
行列×音楽。
まさにリオのカーニバルではありませんか!
私が趣味でやっているブラジルのパーカッションは、まさに合理的だったということが今証明されたのです。
いぇい・・・
条件付きお一人様の優遇規定です
「私の場合・・・控除が多いんですね。」
昨日に引き続き寡婦(夫)控除のお話。
意外と、自分が寡婦であることを気付いていない女性と話すことがあります。
今日は、具体的な内容について検討していくことにしましょう。
1.寡婦(夫)とは
そもそも、寡婦(夫)とはなんでしょう?
寡婦(夫)というのは、結婚した後死別や離婚をしているのが前提の人です。
そもそもの完全な独身は当てはまらない、ということですね。
そして、次の要件に当てはまる人が対象となります。
2.寡婦となれる人
次の「いずれか」に該当する人が、【寡婦】となります。
① 夫と死別(又は生死不明)後、結婚していない人で、
・扶養親族か、生計を一にする子がいる
又は
・合計所得金額が500万円以下
である人
② 夫と離婚後、結婚していない人で、
・扶養親族か、生計を一にする子がいる
人
3.特別の寡婦
さらに、次の「いずれか」に該当する人が、寡婦よりも優遇される【特別の寡婦】となります。
① 夫と死別(又は生死不明)後、結婚していない人で、
・扶養親族である子がいる
かつ
・合計所得金額が500万円以下
である人
② 夫と離婚後、結婚していない人で、
・扶養親族である子がいる
かつ
・合計所得金額が500万円以下
である人
要は、死別であっても離婚であっても、扶養親族である子がいてそこまで所得のない人は、優遇されるということですね。
4.寡夫となれる人
① 妻と死別(又は生死不明)後、結婚していない人で、
・生計を一にする子がいる
かつ
・合計所得金額が500万円以下
である人
② 妻と離婚後、結婚していない人で、
・生計を一にする子がいる
かつ
・合計所得金額が500万円以下
である人
寡夫の場合、死別であっても離婚であっても、生計を一にする子がいてそこまで所得のない人は、優遇されるということ。
5.控除額は
・特別の寡婦・・・35万円
となります。
よく使われる配偶者控除や扶養控除の控除額は38万円なので、特別の寡婦になるとそれに近い控除がもらえるわけですね。
年末調整の前に、しっかりと予習しておきたいものです。
これによって住民税も変わってきて、福岡市では保育料に影響してくることも・・・
落ち着いて子育てしていきたいものですよね(大汗)
お一人様の優遇規定
「実は夫がいなくて・・・」
福岡でいろんな経営者の方とお会いすると、
そして、またすごいなと思うのが、
この時間の切り盛りも、
さて、今日はそんな配偶者がおらず、お独り身でいらっしゃる、
1.独り身の場合に要注意
配偶者がいない人は、
これが、【寡婦(夫)控除】と言われるもの。
要は、お独りなのでいろいろ大変・・・だったら税金の面で少し優遇させてもらいます、
2.寡婦(夫)にも種類がある
困難な度合いに応じて、寡婦(夫)にも種類が設けられています。
要は、困難な状況にある人ほど、多くの控除を認めてあげますよ、
とにかく、独身となりそこまで収入の多くない方は、この寡婦(
詳細はまた後日。
福岡市内での異業種交流会に行く参加するのですが、
よくある業種が、美容、コンサルタント関係、
私もお付き合いで統計学や占い系には顔を出させていただくもので
このような場合、どうしたものでしょうか…
ある意味統計学や占い自体が統計学だと考えると、
もちろん、ご本人には内緒で(大汗)
思わぬギャップの皮算用
「激しいねー!」
今日で香港の旅も最終日。
前回の香港は、飛行機が欠航になったりと超珍道中。
everydayrunchange.hatenablog.com
今回はそんなこともなく無事に3日の日程を終えることができそうです。
香港といえば違う国。
当然のことながら、住んでいる人も違う、交通マナーも違う、文化も違う…
郷に入りては郷に従え、というわけで、我々が香港事情をしっかり理解していないと、どうしても溶け込めないという状況になってしまいます。
特に驚いたのが、香港の食文化。
初日の夕食で入った現地の飲食店。
地元の人ばかりの店。
香港の日常生活が垣間見えるお店。
通してもらった席には、まだ前の人の食べ残しがこんもり(汗)
ただの食べ残しなら良いのですが、なんと、お皿の上でなくテーブルの上にエビの抜け殻や、魚の骨などが散乱している状態。
その環境にかなりゲンナリしてしまって食欲さえ失いそうだったのですが、テーブルには何重ものビニールが敷いてあって、前の人の食事が終わったあと、店員さんがこのビニールごと包んでポイッという流れ。
何とも合理的!
そして、お茶かと思ってまったりと飲んでいたものが、実はフィンガーボールだった様子(!)
ただ手を洗うだけではなく、現地の人はこのお茶(?)を器に注ぎ、お箸やスプーンをザブザブ洗ってキレイにして食べるわけです(汗)
どんだけ汚いのでしょう…(大汗)
そして店員さんのご飯の置き方もドーン!
お顔もかなりのしかめっ面…
店員さんの顔色を伺いながらヒヤヒヤものでした。
そして、食事が終わろうかという頃に思い切って写真を撮ってともらおうと、しかめっ面の店員さんにお願いを。
「おぉぅ、しゃーしぃーぃん??」
と恐る恐るお願いを・・・
とっさの日本語会話(!)
なんとか通じたらしく、スマホを預ける。
「おーけい??」
と店員さん。
その瞬間のことでした。
なんと!店員さんが笑っているではあぁりませんか!
…
…
なんていい人なんだ。
すごく感動的な瞬間でした。
しかし、しかしです。
やってもらったことはただ写真を撮ってもらっただけ。
でも、このしかめっ面の店員さんがニコッと笑ってくれたというギャップに感動したわけですね。
人は、特に日本人は・・・なのかもしれませんが、このようなギャップに弱い気がします。
マイナス要因を持つ人に、何かしらプラス要因が見られたら、そのギャップに人は心を打たれるわけです。
取調室でのカツ丼のシーンなど、顕著なものでしょう。
「ええ加減に白状せぃ!」
「もう逃げられんぞー!」
「…カツ丼、食うか?」
ズキューン!
なんていい刑事さん…
これに感動してしまい(?)白状する、ということですね。
逆にプラス要因の人に、マイナス要因の行動が見られたらどうでしょう?
いつも感じのいい人が、たとえば飲食店でクレームをつける。
「!!いい人だと思ってたのに…」
などと、ショックを受けられることでしょう。
プラスからマイナスへは、その人へのダメージも大きいですね(汗)
その人にとってのいい影響は?と考えると、マイナスからプラスがより良いはず。
これをビジネスに活かすかどうかはお任せいたしますが、最初にマイナスのイメージを相手に持たせておく、そしてプラスを感じさせるということはある意味有益かもしれません。
今回の香港の旅でそんなことを思いました。
子育てにおいても、最初にマイナスの印象を子どもに持たせ・・・るのはかなり勇気のいることですね・・・
マイナスのイメージを持たせて、それが原因で一生ノックアウト・・・
なんてことは避けたいものです(滝汗)