「そんな感じで!」ってどんな感じ?
【本日の活動】
・顧問先の決算業務
・所内の業務改善計画
■ 経営者にとって
連休というものは
なかなかきついもので(汗)、
今の私の状況だと、
どこかで丸一日仕事をしないと
どうしても仕事が回らない状態。
そんな中、
顧問先の決算業務に続いて、
例の業務改善計画を実行中。
今日はざっくりした概要だけを作り、
週明けから本格始動!
と思っていたのですが、
逆にスタッフから
休日にもかかわらず
チャットワークにメッセージが届き、
爆速で計画が進んでいる真っ最中(笑)。
経営者を超えるスタッフの動き
というものは、
なんとも頼もしいもの。
逆を言うと、
私の業務改革に対する認識が
まだまだ甘いのかもしれません(汗)。
■ さて、こんなやりとりの中で、
結構怖いなと思ったことから
話を続けていきます。
今日のやり取り自体は怖いものでは
ないのですが、
これが何かしら
【怖いものに発展する可能性】
があるということ。
それは
【言語の認識のズレ】。
やりとりの中で、
『表に書いておく』
というメッセージがあったのですが、
私はこれを
『ひょう』
と捉えました。
紙である『ひょう』であれば、
特に何を書いても大丈夫。
ただ話を進めていく中で、
なんとなく噛み合っていない様子。
スタッフの方は、これを
『おもて』
というつもりで
メッセージをしていた様子。
『おもて』だと、
人目に触れることも多いため、
内容的にあまり目立たせたくないもの
であったため、
慌てて内容を修正させてもらいました。
■ これ、内部的なやりとりで
あったため、
何ら問題にはならないのですが、
これがもしお客様とのやりとりだったら
…と考えるとなかなか怖いもの。
よくある例として、
『早めに』
という言葉があります。
【なるべく『早めに』
仕上げてもらいたい】
などと遣われますね。
ここで具体的な期限を
お互い擦り合わせておかないと、
相手は
『当日中』
にと捉えている可能性もありますし、
話を受けた方は
『2日か3日以内』
で、などという認識で
考えている可能性もあり、
そこで大きな齟齬が生まれている
などということが、
少なからずあるわけです。
これは結構致命的ですよね。
同じ言葉であっても
捉える相手によって意味合いが
違ってくるなどということは、
決して珍しくありません。
コミュニケーションの最初の段階で、
しっかりと相手との共通言語を
合わせておくことが
何よりも重要と言えます。
■ そしてこれは、
ビジネスにとどまらず、
家族や友人、恋人関係…
いろいろなことに通ずるもの。
やはりベースは
【対話をすること】。
対話をすることなしに、
相互の理解はなかなか
深まらないものです。
親しい間柄ほど
対話がおろそかにされがち。
その対話をしないことにより、
認識のズレが次第に深まっていき、
取り返しのつかない状態に
なってしまうことは
なんとしても避けたいもの。
自分自身の身の回りに
今こういった齟齬が
生まれていないかどうか。
このことは、
まずしっかりと確認しておきたい
ものですね。