微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

ICカードの経費、キチンと計上できてますか?

「使った時が経費です」

 

 

危うく定期券を買い損ねるとこでした。

なんと定期券の有効期限は1月3日。

期限が切れるまで放っておいたのが運の尽き。

3日に買おうとしたところ、定期券販売所はあいにく正月休み(汗)

 

がしかし、駅に設置してある券売機で買うことができることに気付き、事なきを得たわけです。

 

あいにくクレジットカードは使えず、現金払いとなりましたが。

定期券販売所でのみ、クレジットカードが使用可能なのです。

 

今日はそんな、電車の運賃についてのお話。

 

 

1.瞬時に改札

 

私が高校生の頃までは、改札に駅員さんがいて、切符を手渡しして改札してもらってたものです。

 

時はたち、今や駅員さんはいなくなりましたね。

ICカードでの改札です。

 

 

2.ICカードの仕組

 

ICカードを使おうとする時、初めて購入の際にデポジット(解約時には戻ってきます)を500-1,000円ほど取られるものの、

プリペイドカードの方式で前金を入金

②運賃の支払いの際にその前金から支払い

というのがこのICカードの仕組。

 

そして、

運賃の支払いの際は、電子データのやり取り

になり、駅員さんなど人の介在するようなことは不要ですね。

  

自動改札機にこのICカードをかざすことによって、自動的に運賃が前金から引き落とされる、という流れとなります。

 

 

3.経費はどうなる?

 

さて、このICカード

いつの時点で経費になるのでしょう?

 

考えとしては、

・前金入金(チャージ)時

・運賃支払時

のいずれかになるわけですが、

【運賃支払時】が経費となる時期

となります。

 

そして、

実際に引き落とされた(運賃を支払った)金額が経費の額

となることに。

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よく、

チャージ時にチャージ金額を経費にしていることがあるのですが、それは誤り

ということです。

 

あくまでもチャージはただの前払いであり、実際に使用した金額が経費になる

というわけですね。

 

この原則的な考え方は、しっかり抑えておきたいものです。

 

 

 

高校時代、朝課外というものがありました。

正規の授業の前に、朝早くから一コマの授業があるというもの。

 

これが体力的にきつかったですね・・・

若いとはいえ、部活で夜も遅かったので(汗)

朝ごはんを食べる時間さえ惜しんでいたような状況で、よく利用していたのがゼリー状のエネルギー補給剤

 

一瞬にしてチャージ!

 

・・・ほどなくしてお腹がなる・・・

 

 

このタイプのエネルギー補給剤であれば、チャージ時≒消費時となるので、チャージ時に全額経費処理してもさしつかえなさそうですね(汗)