親子の関係に学ぶ経営スタイル
「いや~!きらい~!」
と泣きわめくのは我が長女。
おそらくいろいろなストレスがあるのだろうか、昨日はかなり荒れ狂っていた(という妻の話)。
でも、よくよく話を聞いていると、次女に対して私たちと同じような口調で怒ったり・・・我々の普段の言動の写し鏡。
知らず知らずのうちに、少なからずとも上から抑えつけるような接し方をしていたのかなぁ・・・と深く反省した一幕でした。
そんな中、同年代の経営者のことを思い出しました。
すごく謙虚なこの方。
何事に対しても「ありがとう」という言葉をおっしゃるし、人を責め立てたりすることがないのです。
その大らかさには本当に頭の下がる思いです。
この経営者の会社は、グングン会社も成長しており、従業員の方々も長く勤務され、とてもいきいきしています。
それと対照的な同年代の友人の経営者の方もいます。
多くの場面で、人を責め立てたり、従業員が退職する際も「従業員が悪い」「最近の若いヤツは・・・」などと、とにかく他責思考になってしまっている状況。
そういう状況ですので、当然従業員の入れ替わりは激しく、業績も伸び悩んでいます。
親子の関係と同じく、従業員も経営者の写し鏡。
従業員も経営者の言動を見て育っていくもの。
経営者の話し方や歩き方まで似てくるケースも少なくありません。
我々経営者は、常に人の見本となれるリーダーとしての資質・自覚を持ち合わせておく必要があるのでしょうね。
私も経営者として、そして親として襟元をしっかり正して日々の行動を考えていきたいものです。