微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

夜が来れば、朝も来る。

 

独立まであと1年という本格的なカウントダウンが始まった。


思い起こせば、大学3年の頃に税理士への道を志し、14年の歳月を経て、ようやく税理士の資格を手にすることができた。
その中での出来事は本当に山あり谷ありであった。

 

初めて就職した税理士事務所。
そこで女性の先輩から汚い言葉で罵倒され、かなり気持ちが沈んでいく日々を送った。
その後、他の税理士事務所に就職したわけであるが、その前事務所での経験があったためか、その事務所での人の温かさに触れ、深い感動を覚えた。
でも、この2番目の事務所に最初に入っていたとしたら、そんな深い感動はなかっただろう。

 

そうこうしている中で親が離婚。
以前も書いたことであるが、父は借金をしており、父が人の陰口を常日頃から言っているのを聞かされる毎日。
でも、その借金に母が苦しい想いをしているのを見ていたため、私はそんな想いをしている人たちを救いたい!という想いから税理士を志したわけで、
父の陰口を聞いていたからこそ、人に対して優しい気持ちを持つことができ、人に人一倍気をつかうような性格になったように思う。

 

税理士事務所で人の温かさを感じたこと、私が税理士を志したこと、そして私が人に対して優しい気持ちを持つことができ、気をつかうような性格になったこと。


このことに全て共通して言えることは、マイナスの時代を経験していたということ。


豪雨にさらされていたからこそ、晴天になった際に、「晴れた~!!!」ということに気付き、深い感動を覚える。
最初から晴れていたら、晴れていることが当たり前になってしまい、心が喜びに震えることなどないはずである。

 

夜が来れば、必ず朝は来る。

 

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時に、その夜が長いこともあるかもしれない。
でも、その先には必ず朝が来るわけであるし、その長い夜の果てに朝が来た日には、それはそれは深い喜びと感動に打ち震えることだろう。

 

止まない雨はないし、夜が来れば必ず朝は来る。

 

今豪雨にさらされ、長い夜を経験している状況があるとするならば、その先に見える晴天や朝のことをイメージしてほしい。

辛ければ、誰かを頼ってもいい。


晴天になり朝になると、ほぼ間違いなく一皮むけた自分に出会える。
その先にまた新たな出会いや新たな気づき、新たなステージが待っているとしたならば、なんとも喜ばしいことだろう。
そのことが分かっているからこそ、どんどんいろんなことにチャレンジして失敗していきたい。


失敗があるから成功もある。


どん底まで落ちたら、あとは這い上がるしかない。


少しでも這い上がることができたら、幸せな気持ちになる。
今はきつくても、マイナスな気持ちを正直に受け止めていきたい。
泣きたいときには泣けばいいし、自分に正直にあればいいと思う。
その先に明るい未来があるのだから、しっかり今のマイナスな時期を受け止めていくことは必要であろう。

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独立を1年後に控え、そんなことをふと思った。