オンってなに?オフってなに?そんなものいるの?
オンとオフを大事にしよう!
とはよく言ったもの。
オンがあるからオフがある。
じゃあ、
オンって何だろう?
オフって何だろう?
そもそも、
生きている間ずっと血の通っている人間に
オンもオフもあるのだろうか?
オフになれば死んでしまう。
仕事モードがオン。
プライベートモードがオフ。
・・・ということだろうか?
オンがあるから、オフも必要。
なぜオフが必要なのか?
気持ちをリセットするためなのか?
いったんオンの時の行動を落ち着けて
休むためなのか?
もし仕事がオン状態であるならば、
その仕事を本当に愛せているのだろうか?
本当に愛していることであれば、
おそらく、
オンもオフもなく、
生き続けているのと同じように
血が通っているのと同じように、
気持ちが入った状態が続いているはず。
私は、
仕事を愛しているがゆえに
やりたいことがたくさんある。
家族との時間がオフなのではないか?
と聞かれると、そういうわけでなく、
家族といる間も
100%家族と向かい合ってはいるが、
誰かの姿をそこに移すことが多い。
家族を愛するがごとく、
関わる人を想い、
逆に
関わる人のことを想うがごとく、
家族を愛する。
そこにオンとかオフとか
そういう次元の世界はない。
限られた80年程の人生。
オン・オフなどという上辺のことだけを
考えずに、
常に
血の通った生身の人間
として、
力一杯生きて生きたい。