微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

ガシッ!とした絆こそ、今求められるもの。

我が家から駐車場へ出て、
そこから続く石で

足場が作られている
細道を通って公園へ。

 

その公園から

またさらに細い狭い道を通り、
階段を下ると、
一番大きい団地に行き当たる。

 

毎日お昼に来るワゴン車のたこ焼き屋さん、


歯を診てもらいに行くと、
口の中の切り傷を作ってくれる

少しヤブな歯医者さん。


昔ながらの雰囲気で

眼鏡を鼻までずらし、
はたきを持って

お店を巡回する本屋のおいちゃん。

 

そんなレトロな住宅街の一角に、
私が幼い頃から

25年程通っていた床屋さんがある。

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結婚して、福岡に移り住んだ。

 

福岡に越してからも、
髪を切る時は

この北九州の床屋さんに通った。

 

もちろん交通費もバカにならないが、


やはり愛着があった。


昔から知っている安心感。

 

でも、

さすがにこんなことを

何度も続けるわけにはいかず、


今は福岡の決まったところに行っている。


その美容院は、
保育園のパパさんママさんが

開いているお店。
今はこのお店のファン。

 

でもたまに実家に帰る時は、
床屋さんによる。

 

床屋さんには行くが、


「いやぁ、ごめんなさいね~。

最近忙しくて、なかなか来る暇なくて・・・」


などと、

言う必要もない言い訳を口にする。

 

そして、今度は
福岡の美容院へ。

 

「いやぁ、たまたま実家に帰ったもんで。
昔から行ってるとこで

久しぶりに髪切ってもらいました~。」


などと、

浮気の弁を述べる。

 

二重苦・・・

 

二重の苦しみ・・・

 

二箇所での浮気・・・

 

世間はこんなことを許してくれるのだろうか・・・


まさに、
私は(感じる必要もない)苦しみを
この2箇所の髪切り屋さんに対して負っている。

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でも、
スーパーやコンビニなどは、
結構頻繁に買う場所を変える。

 

ここでは、後ろめたさなどない。

 

なぜだろう??

 

スーパーやコンビニでは


特に人に興味がないから(^^;


逆に、
北九州の床屋さん、
福岡の美容院は、

 

そのお店の人を好きになっている。

 

他愛もない話をし、
お互いニコニコ。

 

ガシッとした絆が

つくられているのだろう。

 

昨日は、銀行主催のセミナーがあった。

 

私は融資を受けることを検討しており、
この銀行のセミナーには、
最近よく顔を出している。

 

そうしていると、
銀行のある方が
まだ融資の申し込みもしていないのに、
担当としてついて下さった。

 

昨日も
「ご準備は順調ですか?(^^)」
とのありがたいお言葉。

 

私はこの銀行が好きだし、
この担当の方も

いろいろお話するようになって
すごく好きになっている。

 

私は融資を申し込ませていただく時は、
この銀行に、
そしてこの担当の方にお願いすることになるだろう。

 

絆がつくられているから。

 

 

 

 

SNSなど、
バーチャルな世界が

日常の多くの時間を
占めているように

思われるこの時代。

 

 

でも実は、


リアルな人と人との触れ合い

 

がやはり大事なように思う。

 

 

バーチャルでは、

人とのリアルな接触はない。


握手をして

その人の温もりを感じることがなければ、
声さえも聞くことはない。

 

人と人との絆…

 

多くのビジネスにおいて、
一番重要なこと。

 

複雑なようで、
基に立ち返ると、
すごくすごく単純なこと。

 

絆こそ、
今の時代には必要。

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極論、


絆があれば、
傷つけあうこともなく、
相手に対する深い思いやりも
持てるようになる。

 

私は人と直に触れ合うことが好き。

 

 


だから、これから、


さらに、


もっと、


生の人と会って、


深いお付き合いをし、


絆を深めていきたい。