命の次に大切なお金。
昨日は母のスマホを買いに天神へ。
今のガラケーは6,7年位使っていて、
何度も下に落とし、割れ、
配線までが生々しく見えているという有様(^^;
愛猫のちぃが亡くなったということもあり、
独り暮らしの母はかなり寂しい。
スマホでそれが紛れるわけではないかもしれないが、
できることをしたくて、プレゼントしようと思った。
ケータイ屋さん。
順番で呼ばれ席に。
まずは料金プラン。
5メガのプラン、
SPモード・・・
あまり知識のない私にはほとんどピンとこない
専門用語。
それを、あたかも知っているように
シャワーのように、淡々と話される。
知識のない私が悪い。
たしかにそうだが、
いろいろ「?」なことがあった。
まず、
私の知らない間に、
料金体系が変わって、
今までの契約の内容に動きがあっていたこと。
その変わった内容を話され、
「まぁ、プランの名前が変わっただけですので!」
???
「えっ?中身が変わってるんですよね?」
という私の問いに対し、
はっきり答えてくれない。
そして、契約後の料金の話。
ここでも専門用語を淡々と並びたてる。
「よかったら、このサービスおすすめなので、入りませんか?
月500円しかかかりませんので!」
・・・月500円しか??
誰の基準で「しか?」
私もお客様からいただいた売上から、
身銭を切って、この携帯代を払っていく。
できることなら、余計な出費は避けたい。
もっと他に、
家族のこと、自己研鑽のこと、
お金の使い道は多くある。
この「しか」というコトバ、
いかにお客様の立場に立ってないかがよくわかる。
このケータイ屋の店員さん、
もちろんサラリーマンである。
サラリーマンは、
会社で上がった利益の中から、
給料として、収入をいただく。
自分が頑張れば、
会社からお金をもらえる。
・・・じゃない!!
その会社からのお金はどこから来ている?
私のように身銭を切って、
お金を払ってきたお客様から来ているはず。
だから、
根本的には、
給料=お客さまの財布からのお金
であるはずだ。
そして、お客様も同じように汗水たらして、
苦労した結果、お金を得ている。
お金がないと生活していけない。
家族を守れない。
言うなれば、
命の次に大切なお金。
だから、
お金をいただく方は、
お客様がどんな思いをして、
今からこのお金を払おうとしているのか。
今自分がお客様に提供している価値は、
お客様にとって、最高のものなのか?
そんなことを、
常日頃から自問自答すべきである。
今日のこのケータイ屋の店員さんから、
改めて、お客様に価値を提供することに対する
責任感を学ばされた。
店員さんに感謝。