仕事への愛情
今日は前々回に引き続き、モノづくりの勉強会でのお話。
前々回はAppleのiPodの開発者(言っちゃった(≧∇≦))
のお話をしましたが、
今日はソフトではなく、物のモノづくりのお話。
すごくイケてる一輪挿しを作る方。
常識を覆す発想に、会場では感嘆の声が上がっていました。
そんな一輪挿しを作るこの方。
最近コーヒー豆を救うスプーン(本当はもっとちゃんとした名前があったんですけど、思い出せません(・_・;)
をある喫茶店のマスターより開発をお願いされて、作られたそうです。
その期間はなんと3年!
遠方のお客様だったそうなんですが、
実際に会わないと想いは伝わらないとのことで、
何度もマスターに会いに出向かれたそうです。
モノづくりに対する愛を感じざるを得ません!
その方曰く、
モノづくりは
それを使っている人の佇まいを考えることが大切
とのこと。
そのマスターからお願いされたのは、
擦り切りで10グラムの豆がすくえるようなスプーン
でしたが、
そのマスターのとても優雅でスマートな身のこなし方を見て、
「この人に対して、擦り切りという形式ばったようなものは似合わない」
と思ったとのことです。
そう思えること自体が芸術ですね。
私はそれを聞いて、鳥肌が立ちました。
そこからそういう提案をして、会う回数を重ね、
3年たってようやく完成というとこまでもってこれたとの事でした。
まさにプロですよね!
自分のモノづくりに対し、たくさんの愛情をもっているからこそ
できることなんじゃないかと思います。
前々回の記事で、好きなことを仕事に・・・
という内容を書かせていただきましたが、
こんなに深い愛情をもってお仕事をされる方に
何かをお願いするのって、
それだけでワクワクした気持ちになりますね(^^)
私も仕事が「好き」というのを超えて、
仕事に対する「愛情」というレベルまで
想いをしっかりもっていきたいと思います。