思い込みは重いゴミである!!
昨日、
ある決意を固めて
スタバに行った。
『あまーいのを頼もう!』
根っからのコーヒー好きだから、
注文するのはいつも
ドリップコーヒー。
ベイクドチーズケーキフラペチーノ
ドリップコーヒーしか飲まないくせに、
なぜかスタバのアプリは
ちゃっかりダウンロードしており、
新情報には詳しい。
でもよく考えたら、
ドリップコーヒーしか飲んだことがない・・・
それってなんか寂しいよね?
なんていう想いもあり、
思い切って・・・
私「きゃらめるまきわーと下さい!」
店員さん「はい、キャラメルマキアートですね(^^)。サイズは?」
ニアミス。
さすがに、いつもと違うものは緊張する・・・
しかも、
注文が終わったら、
商品ももらってないのに
店員さんが「ありがとうございました~。」と。
キョトンとしていると、
右のカウンターで商品が出るとのこと。
いつもとは違う世界。
少し大人になった気がした。
少し前に友人と話して気が付いたこと。
私「スタバに行ったらさぁ、結構みんなプラペチーノを頼みよるよね~。」
友人「なん?プラペチーノって(笑)フラペチーノやろ!」
!!!
私「いやいや、プラペチーノやって!」
一般的な常識人から見ると、
最初から勝負が決まっているこの問答を、
23秒程繰り返し、怖くなってスマホで検索。
…フだった。プじゃなかった・・・
猛烈な恥ずかしさと自分に対する憤りが、
腹の奥底から湧き上がってくる。
幸いにも、
今までプラペチーノは注文したことがなかったし、
こんな話をしたのは、
気の置けないこの友人が初めてだった。
せめてもの救いだった。
そう言えば、
うちの母。
母は強い。
なんとも、
折れない心を持っている。
私が何と言おうとも、
得意の手作りお菓子は
バウンドケーキ(!)
そして、
トースターは開くものだから、
オープントースター(!)
太宰府天満宮に行くときは、
うめがやもち(!)
をお土産にせがまれる。
神聖なる地で売られている
梅が枝(うめがえ)餅が
母にかかれば、
なんとも滑稽に思えてくる。
みるふゅーゆ
に至っては、
ただただ、口がついていかないのだろう。
とにかく、母は強い。
この思い込み。
一番怖いのは、
『自分では気付いていない』
ということ。
最近パソコンの調子が悪くて、
インターネットが
うまく使えないことが多かった。
家にいても、
パソコンが妙に重たく、
以前のようにサクサク進まない。
これはもう買い替え時だな…
と思い、パソコンに詳しい知人に
どんなものを買えばいいかを尋ねる。
友人「Wi-Fiはちゃんとつながっとるんやろ?」
私「うん、つながっとる。」
友人「ちゃんと電波飛んどる?」
私「うん、ちゃんと飛んどる。」
・・・
私「ちゃんと飛んどるんやか??(^^;」
友人「再起動したら?あと、もし親機から離れたとこでネットするんなら、
中継器を買った方がいいかもよ」
・・・再起動?中継器?
考えてもみないことだった。
私が今欲しいのは、
新しいパソコン
ではなく、
快適にインターネットができる環境
だった。
パソコンを買うということが
最終目的化してしまい、
本来の私の中の真のニーズを
自分で気付いていなかった。
モノやサービス、価値を提供する側と、
お客様には、
そんなギャップが多くある。
お客様に
「それが本当のニーズですか?
本当はコレじゃないんですか?」
と上手に語り掛け、
本当の解を見つけ出すこと
が、本来求められていること。
分かっているようで、
私自身も
過剰な思い込み
があることに、
いろんなところで気付く。
今一度、
しっかりと接する人と
そんなギャップのズレを正していきたい。
フラペチーノ・・・
今度は思い切って
フラペチーノ
を頼んでみよう・・・