寄木細工の如く【人を頼り、頼られる】経営
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■お盆ということもあり、
日々向かう仏壇の前で、
少しご先祖様のことを想う時間が
長くなりました。
また、つい先日
友人を交通事故で亡くした
ということもあり、
なおさら
【人と人との繋がり】
というものを考えるものです。
やはりご先祖様があって
自分がいるわけで、
場合によっては
亡くなった友人についても、
その友人がいることにより、
私の考え方や心情などに
多少なりとも影響があるわけで、
結局のところ、人はこういった
【持ちつ持たれつ】
のような形になっているのでは
ないでしょうか。
まさにこれは
『寄木細工』のようなもので、
いろいろな要素…つまり
【人と人との交わり合いのもと、
一人の人間が作られている】
というものなのでしょうね。
■何かしら人は行動すると、
他者との触れ合いが
避けられないわけで、
本当に一人きりの状態は、
外部環境に全く出ず、
まるで修行僧のように、
山にこもっているような状況の他、
なかなか考えにくいのではないでしょうか。
いえ、山にこもっているとしても、
その山にある森や自然の動物、
その他の植物などがいますので、
そういった広い意味で言えばやはり
【一人ではない】
ということなんでしょうね。
自然の中の森などが川を作ったり、
そこに生えている木はやがて腐り、
そこからバクテリアが発生し、
その木が分解され
また新たな命が宿っていく
というもの。
まさに、
【人は一人ではなく、
こういった環境や人との繋がりにより
循環している】
と言えます。
■さて、
経営者になると、どうしても
一人きりの存在になりやすいもの。
サラリーマン時代は上司や部下、
取引先や得意先などとの関係が強制される
という環境であるため、
人との繋がりが、否が応でもありますよね。
しかしながら、経営者ともなると、
その歩む道は自分で選ぶことが
できるわけですので、
場合によっては、
最低限のそういった人の繋がり
で過ごしていく
ということもできるわけです。
しかしながら、
上述してきたように、
人との繋がりがないことには、
とてもではないけど前に進むことが難しく、
その経営はもちろんのこと、
自らの人としての成長も歩を遅めることに
なってしまうのではないでしょうか。
■人は、
その人生において先祖がいるように、
経営者としても、
【経営の先輩】
がいらっしゃるはず。
そういったことを考えると、
【積極的にそういった先輩に
経営の教えを乞うて、
その学びを得ようとすることは
極めて重要である】
というように思うわけです。
そしてその先輩からいただいた学びを、
その人に返す
ということは
おこがましいかもしれませんが、
(と言うより、自分より上の人に
返せるものはなかなかないですね。)
また違った形で、
周りの人に返していく。
よく
【恩送り】
と言われますが、
そのような形で、
上述してきたような
【循環を自ら作り出す】
ということは大切でないか
と思う次第です。
■いろいろ述べてはきましたが、
『お盆』ということもあり、
ご先祖様に感謝の気持ちを持つ一方で、
経営についてのそのようなことを
思い致した次第でした。
ぜひ今一度、
【自分自身が
孤独になりすぎていないか】
などということを考察してみて、
もし上述してきたような
【人との繋がり】
が再構築できるとすれば、
そういった面も視野に入れて
経営の行く先を考えてみては
いかがでしょうか(^^)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人は必ずその先祖がいるわけで、
結局のところ
【人生においても経営においても、
その動きは循環している】
というものである。
・「歴史は繰り返される」
と言われるが、
人生や経営においても、
そのような【繰り返し】
となっているケースは
往々にして考えられる。
したがって、
経営においてもその先輩などから
積極的にを教えを乞うとともに、
その恩はしっかりと
その他の人にを送っていくことにより、
【人との関係の良き連鎖や循環】
を積極的に進めながら、
経営を考えていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
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