微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

商売の基本はお客様の【不】を取り除くこと

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■私の知人の飲食店に、


 数ヶ月先まで予約で埋まっている
 ところがあります。

 その飲食店は料理の質はもちろんのこと、
 少人数の予約制をとっており、

 独特の世界観がそこにあり、
 シェフとの会話を楽しみながら
 食事をいただく

 というスタンス。

 もしかすると同じようなお店は
 あるのかもしれませんが、

 何と言ってもシェフの独自性や、
 その居心地の良い空間が人気となっている
 ような気がするんですね。

 こういった事実を目にすると、
 そのお店を求めている人は
 決してその料理のみを楽しむのみならず、

 上述してきたような
 
 【特色のある事象に身をおくことにより、
 その世界観を得ようとしているのではないか】

 と思う次第です。

 それは先日の記事にも
 書かせていただいたような

 【非日常を求めている】

 ということや、

 

お客様にとっての【特別な空間】を実現して差し上げる | 福岡で税理士をお探しの方、会社設立をするなら村田佑樹税務会計事務所

 

 【日々の喧騒から離れ、
 違った世界の空気を味わいたい】

 ということであったり
 するのかもしれませんね(^^)。


■では、あなたにとって


 上述したような
 予約が取れないお店や、
 何としてでも行ってみたいお店、

 そして現に
 無理をしてでも通っている場所
 はどんなところでしょうか。

 そこに共通して言えるのは、

 【広い意味で悩みを抱えている人に
 寄り添ってくれて、
 その人の心の救いとなっているような空間】

 ではないかと思う次第です。

 結局のところ商売の基本は、

 【それをお買い求めいただく
 お客様の『不』を取り除くことである】

 と思っているところ。

 税理士であれば

 【お金に対する不安】

 と言えるかもしれませんね。

 タクシーであれば、

 【移動に対しての不便さ】

 とも言えるでしょう。

 そのように考えると、
 まずはこういった

 【『不』を取り除く】

 という基本に立った上で、
 自らの独自性を視野に入れつつ、

 【どうやったら売れるか】

 と考えるのではなく、

 【どうやったら「売ってください」
 と言ってもらえるか】

 といったことを常に考え続ける
 必要があるのではないでしょうか。

 

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■前者の


 『どうやったら売れるか』

 という視点に立つと、

 場合によっては我々微粒子企業が
 決して身を投じてはならない

 【値下げ】

 に走ってしまうことも
 少なからず考えられます。

 そうではなく、

 【どのようにすれば「買いたい」
 という気持ちになっていただけるだろうか】

 と考えると、

 その商品やサービスを
 お買い求めくださるお客様の立場に立って、

 【自分だったらどのような状況であれば、
 自らの商品やサービスを
 買い求めたくなるだろうか】

 ということを熟考することになる
 のではないでしょうか。


■我々微粒子起業家のような
 経営者として考えるべきことは、


 冒頭に書いた
 飲食店のような状況を思い浮かべ、

 【どのようにすれば「売ってください」
 と言ってもらえるだろうか】

 という視点に立ち、なおかつ、

 【お客様が抱えている
 『不』の要素を取り除く】

 ということ、

 そしてさらには、
 その『不の要素』を取り除くこと
 から派生して、

 お買い求めいただくお客様が真に望んでいる、
 またはそのお客様が
 自分で気が付いてすらいない

 【見えないニーズ】

 を探り当て、

 そこにフォーカスし、
 真の悩みを解決して差し上げることが、
 本来の意味での商品やサービスを提供すること

 だと思うわけです。


■何だか、


 抽象的な内容になってしまいましたが…、

 上述してきたようなことを視野に入れ、
 その経営を俯瞰してみると、
 思わぬヒントが見えてくるかもしれません。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・商売の基本は、

 【お客様の『不』を取り除くこと】

 であると言える。


・結局のところ、
 お客様がその商品やサービスを
 求めている理由は、

 【悩みの解決や、心の救いを求めている】

 ということが往々にしてあるもの
 と心得ておくべし。


・そして大切なのは、
 「どうやったら売れるか」
 という自分視点の問いではなく、

 「どうすれば、これを買えるんですか?」

 と言っていただけるような、

 【お客様の視点からの問い】

 であると言える。

 しっかりと独自性を磨きつつも、
 こういった問いを念頭において、
 その経営を俯瞰して
 お客様の真の悩みを解決することに
 焦点を当ててみてはいかがだろうか。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

 

これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

 

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