微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

【正しい姿勢】税務調査を受けることの重要性

【本日の活動】

・顧問先とのご面談

・税務調査の準備

 

こんばんは。

福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、

税理士の村田佑樹です。

福岡で税理士をお探しの方、会社設立をするなら村田佑樹税務会計事務所

 

 


■今日は顧問先とのご面談に続き、
 最近連絡のあった税務調査
 についての事前準備。

 10月・11月は、税務調査真っ盛りの時期。

 ご多分にもれず私の顧問先も、
 税務調査の依頼が入ってきた
 (入ってきてしまった?)
 というわけです。

 そして、今回の税務調査は
 佐賀という遠方の地。

 なんとか早い段階で税務調査を
 終えてもらい、
 通常業務に戻りたいところですね。


■さて、今日はそんな税務調査についての
 お話として続けていきたいと思います。

 税務調査は、税理士の関与があれば、
 基本的に税理士と税務調査官との間で
 進められていくわけですが、

 税理士の関与がない経営者の方の場合、
 ご自身で税務調査官の調査に
 臨む必要があります。

 その中で、最も大切なマインドセットが、

 【税務調査官も一人の人間である】

 ということ。

 税務調査ですから、場合によっては
 不快なこともあったりするわけです。

 このような場合に、
 調査を受ける経営者の方がそのことに
 逆上してしまい、

 税務調査官を小馬鹿に
 (表現は悪いですが…)
 するような言動を取ってしまうことが
 少なからずあります。

 あえて具体的な表現は
 割愛させていただきますが、

 税務調査官の感情を逆なでするような
 言動をこちら側が発したとしても、
 結論として

 【何の良いこともない】

 と言えます。

 税務調査官も一人の人間で
 あるわけですので、

 そのような言動を取られると、
 どうしても気持ちが昂ってしまう
 ものでしょう。

 そうなった先にはどのようなことが
 待っているでしょうか。

 想像に難くはないことでしょうが、

 『何かしら不都合な部分を見つけて、
 痛い目にあわせてやろう!』

 という気持ちになってしまうのが、
 人間の心情。

 税務調査官も仕事として
 来ているわけですので、
 そのことを尊重し、

 仮にそのような不快に思うことが
 あったとしても、そこはグッとこらえて、
 極めて丁寧に対応することが
 重要であると言えるわけです。

 

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 そして、何か不明な点や不安な点が
 あったとしても、
 どうにか言い訳をしようなどと
 いうことは考えずに、

 「このことについてはしっかりと
 調べてまた後日回答します」

 という対応をするのがベスト。


■税務調査官は、調査をする
 プロですので、
 
 嘘偽りについては
 (そのようなそぶりを見せない
 かもしれませんが)、
 
 ほとんど気がついているもの。

 そうだとするならば、
 人間同士の会話として、
 税務調査は難なくこなしていきたいもの。

 不明な点は後日回答しますということで
 全然問題はないわけですので、
 決して慌てる必要はありません。

 とにかく、

 【税務調査官も一人の人間である】

 ということ。

 このことだけはしっかりと胸に据え、
 あるべき姿勢で税務調査に
 臨みたいものです。