オンとオフの重要さ
「写真撮ってぇー。」
先日、おもむろに妻が浴室へ。
戻ってきたかと思うと、なにやらド派手で品のないわけのわからないピンクをベースに、いろいろ不愉快な文字や記号、そして一歩間違えばピカソのデザインかと思われるような大変稚拙なお絵かきが、その腹立たしいピンクの上に居座っている。
そんなスーツを身にまとい、『ほーれ見て見なさい』と言わんばかりの不敵な笑みを浮かべながら、私に近づいてくる。
警棒など持ち合わせていない私は、何とか応戦しようと、口にツバを蓄え始めていたところ、「写真撮って」との一言。
状況がつかめない私は、とにかく今まさに狂っている妻の心の平和をなるべく保たせるため、すぐに連写。
「今度のダンスで着るんよね」
よくよく話を聞いてみると、その気色の悪いスーツは、バブル時代絶世の、ウハウハな女性がジュリアナ東京なんかで着ていたものに精一杯近づけたようなお召し物とのこと。
そして、みんなでそれを着て踊り狂うんだとか(吐)
妻はこれがかなり楽しみな様子。
いつも家のことを半端なく頑張ってくれているため、こんなこと位はなんでもさせてあげたいもの。
こういうことがないと、妻は毎日の仕事・家事・育児で発狂するかもしれません。
オンとオフのバランスがすごく大事なわけですね。
これは仕事でも言えること。
私も近々従業員を雇用させていただくことになりそうなのですが、一緒に働く従業員にはできるだけアットホームな温かい雰囲気で接していきたいもの。
その反面、あまりアットホームにしすぎても、キチンとしないといけない業務に支障が出るのでは?ということも気になっているわけです。
妻ではありませんが、しっかりとオンとオフを使い分けられるようにしていきたいものです。
このオンとオフが実に上手く機能しているのがサーモスタット。
一定の温度になれば、自動的に電気が切れます。
オーブントースターなんかでもよく使われていますね。
なんとも合理的。
しっかり一定の温度を保ったまま、しっかり飛び続けたいものです。
・・・と今、香港行きの飛行機で記事をしたためてます。
どうか、一定のしっかりとした状態をキープしつつ、しっかり香港に降り立っていきたいものです(滝汗)