微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

飛ぶ前に考え、飛んでからの着地点もしっかり考える

「なかなか厳しいんだよね…」

 

飲食業をやっている友人の話。 

前職はシステムエンジニア

その内容に嫌気がさして、思い切って転職。

せっかく転職するのならということで、あえて自分のやったことのない業界である飲食業にチャレンジするとのこと。

 

思い切ってやってみたのはいいけど、思うようにうまくはいかない…

 

そもそも、福岡で飲食業は入れ代わり立ち代わりがかなり多い業種。

それを、今まで全く経験のないずぶの素人とも言える状態の人がそこに入り込もうとしたところで、太刀打ちいかないことは、当然のことですね。

 


1.今のことを考える

 

このように、そもそも起業前にその選択や思考の上で失敗しているというケースが多く見受けられます。

私も相談を受けた時点で言える部分は言えるのですが、なかなかご本人が強い意志を持たれて決めているので、そうそうこの考えをひっくり返す事は至難の業。

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現実問題として自分の手を出したことのない業界に手を出そうとするなど、普通に考えると厳しい状況というのは、他人から見ると一目瞭然。

 

飛ぶ前に考える。

すごく大切なことですね。

ある程度の思い切りはもちろん必要ですが。

石橋を程よく叩いて渡ることが重要ということです。

everydayrunchange.hatenablog.com

 

 

2.これから先の未来を考える

 

これも皆さんご承知の通り、最近AI (人工知能)がかなりの成長を遂げています。

 

これも普通に考えて、今ある、いわゆる人間でなくてもロボットなどが対応できる職種というのは容易に想像がつくはず。

 

あえて、どの職業とは言いませんが、我々税理士の業界もAIに取って代わられるというのは一般的に言われていることです。

 

「なんか俺の仕事やばいよね…」

などという話は、結構耳にします。

 

…が、やばいと言いながら、実際にどうしたらいいかという対策を考えている人は少ないです。

 

そして、具体的に対策を考えはするものの、今行動に起こしている人はさらに少ない…

 

将来、そういう時代が来るというのはある程度明確です。

 

それに備えて今できることを準備する、という事はすごく重要ではないでしょうか?

 

 

 

私自身、AIの発展というものに、今後の利便性がかなり向上するものと期待していますが、その一方で、多くの人が職を奪われるという事実もかなり危惧しているところです。

 

その多くの人がいち早くこの事実に気付き、手を打ってくれることを切に願ってやみません。

 

 

 

「バッシャーン!」

 

お味噌汁をこぼした次女。

 

…でも決して慌てず、お味噌汁がこぼれゆく様をまじまじと見つめます。

 

私も驚きはしたものの、まじまじとその次女の様子を見つめます。

 

次女の目は、次第にお味噌汁が侵食していくテーブルのテリトリーを追っていました。

 

その様から、どういう風にしてこのお味噌汁が広がって、テーブルを制覇しようとしているのか、研究しているように見受けられました。

 

このように、事象の結果を見定めるということもときには大切。

ただし、最後の着地点を見守ったばかりに、もう手遅れになってしまうということも、往々にしてあります。

 

この次女の【お味噌汁テーブル制覇研究】に関しては、テーブルの上に置いてあったプリキュアのシールがぐちゃぐちゃになり号泣する、という着地点に落ち着きました。

 

 

この結果を受けて、次女がどのような行動をとっていくかということを、妻と週末のランチごちそう権をかけて、予測してみようかと思っています。