希望的観測のコワさ
「希望的観測で進むことが多いんです」
昨日は大阪でのコンサル。
コンサルを受けることで、自分自身の定点観測をすることができます。
自分自身の感覚で進もうとすると、「自分の常識内」での行動となってしまう。
これが結果として良い方に進むこともあるかもしれませんが、往々にして多いのは自分の色眼鏡で見てしまった結果、誤った方向に突き進んでしまっているということ。
1.顧客からの学び
私のお客様で、異業種に手を出して失敗してしまった、というケースが。
結構多いのが、サラリーマンが嫌になって、脱サラして独立。
サラリーマン時代に経験して、それなりの力量になった上で、同じ業種や職種でスタートすればよいものの、何か他のことをやってみたい!といういわば安易な考えのもと突き進むということは本当に多いもの。
他の人のそういった振る舞いを見れば、誤っていることは明らかなのですが、こと自分のことになるとなかなか見えにくい。
「うまくいきそうな気がする」という根拠のない希望的観測によって突き進むことによる失敗。
私のお客様でも多くそのようなケースを見てきました。
2.自身の経験からの学び
これは、紹介でご縁のあったお客様の話。
紹介ということで、ひとまず確定申告のお世話をすることになりました。
何度か先方へ足を運び、確定申告も無事終了。
そこから、確定申告の報酬を請求。
…が、突如連絡が取れないことに(汗)
どういうつもりかわかりませんが、(おそらく利用されたのでしょうが)全く連絡がつかないわけです。
これも「確定申告の報酬がもらえる!」という、言ってみれば【希望的観測】に基づく誤った考えでした。
そのことを今回のコンサルで気付かされ、冷や汗タラタラだったわけです(滝汗)
自分自身も希望的観測を持ってしまっていたことなど、考えもしませんでした。
これも、自分の誤った色眼鏡の賜物というわけです。
少し話はズレますが、紹介料については少々注意が必要です。
紹介料のオトナな払い方 - あなたの財布の見張り役、税理士ユーキのブログ
自分で動こうとする場合、多くが希望的観測に基づいていることが。
これを自分で判断するのは至極困難。
自分で判断しようとする際に、色眼鏡が知らず知らずにかかってしまっているわけですので。
やはり、他人の目がどうしても必要。
ただ、素人に支持を仰いでも仕方ないので、しかるべきその道のプロにアドバイスを乞うことを強くおススメいたします。
香港への旅。
海外のLCCを取っていたため、「座席が広くて、時間通りにつけばいいな~」という想いが。
ところが、前日になり台風の影響でその便が欠航(!)
香港へ問題なくいけるという前提が、そもそも希望的観測でした。
そして、香港のホテルで無料のスナックのお豆のお菓子をバリボリバリボリ…
チェックアウトしようとしたところ、
「スナックアンドチップス!?」
「い、いえぇす…」
「500ダラー」
たらー・・・(汗)
お金かかるやん!
たかがお菓子にも希望的観測が…
コワイコワイ…(冷汗)