棚卸をしないでよいことも
「しっかり棚卸してますか?」
決算においては、誤った利益調整が取られがち。
特に、在庫調整などはもってのほかです。
その期はよかったとしても、後々自分の首を絞めることに。
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そして、在庫といえば仕入商品のほか、様々な消耗品も。
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1.貯蔵品も棚卸の対象
期末に利益調整のため切手を大量購入するなどということは、誰もが思いつきそうなもの。
こういった利益調整を防ぐために、切手等の貯蔵品もしっかり棚卸しをして、きれいな利益にしてくださいね、という考えがあります。
2.一定の場合は例外も
ただ、事務処理の煩雑さを防ぐため、次の場合には「棚卸をしない」という選択肢も認められます。
① 毎期おおむね一定量を購入すること
② 経常的に使うこと
例えば包装紙や段ボール、紐などは細かい作業に使ったりするもので、定期的に同じような数を買って使っていきますよね。
このような場合は、毎期「買ったタイミングで経費処理する」ことを要件として、経費にすることが認められます。
つまり、棚卸ししなくても良いわけですね。
棚卸しは、意外と時間を取られるもの。
このような事務作業で、本業がおろそかになってしまうとしたら、日本の経済の発展にもマイナスとなってしまいます。
許された範囲内で、しっかりとズル休みをすることも必要かもしれません。
ズル休みといえば、のび太くん(語弊はありますが…)。
のび太くんの特技といえば、0.93秒でどこでも寝れること。
この特技などは、なんとも時間を効率化し、場所を選ばず、体力も回復ができるという画期的なものですね。
経営や税務においても、のび太くん的な行動がある意味必要かもしれません。