微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

棚卸をしないでよいことも

「しっかり棚卸してますか?」

 


決算においては、誤った利益調整が取られがち。

特に、在庫調整などはもってのほかです。

 


その期はよかったとしても、後々自分の首を絞めることに。

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そして、在庫といえば仕入商品のほか、様々な消耗品も。

 

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1.貯蔵品も棚卸の対象

 

 

期末に利益調整のため切手を大量購入するなどということは、誰もが思いつきそうなもの。

こういった利益調整を防ぐために、切手等の貯蔵品もしっかり棚卸しをして、きれいな利益にしてくださいね、という考えがあります。

 

 

 
2.一定の場合は例外も

 

 

ただ、事務処理の煩雑さを防ぐため、次の場合には「棚卸をしない」という選択肢も認められます。

 

① 毎期おおむね一定量を購入すること

② 経常的に使うこと

 

例えば包装紙や段ボール、紐などは細かい作業に使ったりするもので、定期的に同じような数を買って使っていきますよね。

 

このような場合は、毎期「買ったタイミングで経費処理する」ことを要件として、経費にすることが認められます。

 

 

つまり、棚卸ししなくても良いわけですね。

 

 

 

 

 

 


棚卸しは、意外と時間を取られるもの。

このような事務作業で、本業がおろそかになってしまうとしたら、日本の経済の発展にもマイナスとなってしまいます。

 

 

許された範囲内で、しっかりとズル休みをすることも必要かもしれません。

 

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ズル休みといえば、のび太くん(語弊はありますが…)。

のび太くんの特技といえば、0.93秒でどこでも寝れること。

 

この特技などは、なんとも時間を効率化し、場所を選ばず、体力も回復ができるという画期的なものですね。

 

 

経営や税務においても、のび太くん的な行動がある意味必要かもしれません。