微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

生前贈与でオーソドックスに節税

「110万までなら税金かかりませんよ」


久しぶりに会う友人。

学生時代からどうも心配性なこの友人。

 

発表会で緊張する・・・ということを通り越して、緊張してお腹痛くなってお腹を壊した後のトイレのありかを心配してさらに緊張してしまうこの友人。

 

「親から10万円もらったんやけど、どうやって隠したらいいかねぇ・・・」
という質問。

・・・もちろん隠さなくて大丈夫。

・・・ですね。

 

 

1.年間110万円以内の贈与なら

 

親から10万もらったということで心配するのはこの友人位かもしれませんが、10万位なら何とも問題ない気がするのではないでしょうか。
金額が低いから、ということですよね。

 

では、税金としてはいくらまでなら大丈夫なのでしょう?

答えとしては、「年間110万円までなら」ということ。

 

人からもらったものにかかるものは【贈与税】で、年間110万円までなら非課税となります。

 


2.3年以内はアウト

 

年間110万円までは非課税。

裏を返せば、この範囲内であれば、タダであげても大丈夫ということですね。

 

人が亡くなって財産をもらったら【相続税】がかかってきます。

 

この相続税がなるべくかからないようにするため、生きているうちにこの110万円の範囲内で贈与を重ねていくことは極めて有用なことですね。

 

ただし、亡くなる前3年以内の贈与は、相続税の課税回避という視点からなかったものとされ、相続税の対象となってきます。

 

・・・まぁ、相続税回避のためにやってることには変わりないのですが(汗)

 

 

 

 

長女と次女の最近のブーム。

なんとうらやましいことに、食事のあと、知人からもらったブルーベリーを食べます。

二人ともブルーベリーが大好き。

 

 

何個食べるかを自分たちで決めてもらうのですが、長女はいつも賭けに出ます。

 

7個!!

 

多すぎやろ!!(汗)

 

じゃあ6個・・・5個・・・4個・・・3個・・・

 

「まぁ3個位ならいいか・・・」

ということで示談成立。

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年間110万の非課税ではありませんが、我が家では1食につき3個までのブルーベリーが妥当となっています(汗)

 

 

ただ、これは我が家の冷蔵庫の経済状況に応じて、時にバズーカを打ちつつ緩和もし、臨機応変に対応していくことになるでしょう。