微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

どんたくに学ぶ経費の上手な上げ方

「みなさぁん!!!こんちは~!!ふく%#)%=#$$%・・・でぇす!!!!」
というのは、とある神社での一幕。

 

昨日我々のブラジルパーカッションの団体【ハカタトシア】もこの神社で演奏させていただいたのですが、そのステージでどこかの学校の応援団が演武を披露していました。

アミーゴス ダ バイーア 福岡・北九州のカポエイラ・パーカッション・アシェ ギャラリー


応援団の方の声は気合十分で、観ている我々もすごく元気づけられますね。


気合いが入りすぎて、よく聞き取れないところもありましたが、そこが逆によく、すごく熱意が伝わり心地よかったです。

 


さてさて、

この応援団がもし法人だとしたら・・・?

という、どんたくで疲れ切っている私の体で考える妄想のお話です。


応援団と言えば、黒の制服ですね。
独特の大きさで、女の子もあれを着こなしている姿は圧巻です。

さて、この制服・・・経費になるのでしょうか?

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1.事業に必要なものは経費
応援団が法人で、応援という事業を行っている前提でのお話。
この制服は、当然「応援」に必要なものなので、経費ですね。

 

では、普通の学生が学校に通うために着る制服はどうでしょう?
仮にその学生が、何か事業を行っていて、確定申告をしているとしたら?

 

当然、これは事業と無関係なので、経費ではないですね。


プライベートのものだからです。

 

応援で使う太鼓も。


これも当然「応援」という事業に必要なので、経費。
ただ、一括で経費にできるのは、30万円未満のものに限ります。
↓参考記事↓

everydayrunchange.hatenablog.com


2.それは本当に経費から抜くべきもの??


1.のような視点で考えると、もしかすると今までは経費にしてなかったけど、経費にできるものがあったりするかもしれません。
以前お話しさせていただいた経営者の方も、結構経費にできるものを経費にしておらず、ある意味ソンをしていた・・・ということがあったりも。


例えば、

美容師さんが店内で履いている靴。


私の懇意にしている美容師さんは、この靴にお客さんがすごく興味を持ってくれているそうです。


時に、お客さんの靴を磨いたりまで(!)
いつもピカピカに磨いてるそうです。

 

ポイントは、


①店内でしか履いていない
②お客さんが興味を持っている

 

ということ。

 

そうだとしたら、これは「事業に必要なもの」と言えますよね。

 

あとは、事業に必要かどうかグレーな支出もあるでしょう。

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このグレー部分も、仮に税務調査に入られたとして、税務署が「これはクロだよ!」と証明できない限りは、経費として否認される理由はないのです。


だとしたら、

経費になる可能性があるものは、こちらでしっかり理由付けをして、合法的に経費にしていくという行動はすごく重要。


見直してみるとかなり節税につながることもあるものです。

 


今日はどんたくファイナル(!)

 

本当に、あのステージを通じてのみんなの一体感に学ばされるものは多くあります(!!!)

everydayrunchange.hatenablog.com