テトリスから学ぶ時間管理
今日は朝から整骨院へ行き、お昼から仕事に。
整骨院では思いの外待ち時間が長かったので、「待ってました!」とばかりにポケットに忍び込ませたポチサイズ(私の造語です)の昔の本に手を伸ばす。
なかなかこういった時間が取れないので、小難しいこんな本を少しだけゆっくり読める時間はまさに至福の時。
(↓ちなみにこれがその本↓)
そんなことから思い出したのが小学生の頃。
私の育った黒崎という街にあったゲームセンターで、テトリスにハマっていた時期がありました。
何度かやっていくうちにコツを覚えてきます。
あの「テトリス」。終わりの方はだんだんブロックが落ちてくるスピードがあり得ないほど速くなって、操作不能とすら思える状況になるんですね。
だんだん思い出してきた(!)
そんな中、小学生の私の前にバリッとリーゼントのにいちゃんと、金髪でコワイお化粧を施されたおねいさんが突如として現れ、ドカっと向かいの席に座る。
小学生ながらに「ヤバイやられる・・・」と思ったことを鮮明に覚えています。
でも何やら画面に釘付け。
怖くて震える私の手が、すごいスピードで落ちてくるブロックをスキマにスコンスコーン!とハメていき、ブロックを消していく・・・まさにその画面に。
小刻みにおにいさんが「ウン、ウン」うなずきます。
不覚にも笑いが込み上げてくる。
ヤバい・・・
笑いで震えが止まらない。
顔も笑いをこらえるのに必死。
バレたらやられる・・・
そして、終わりの方は「ウーーーン、ウン、ウーーーーーン」とふか~く首を大きく振りうなずく。
たかが小学生があの恐るべしスピードのブロックを華麗に操っているのに驚いていたのでしょう。
誇れるものはそんなにないですが、あの頃のテトリスの腕だけは胸を張れます(!)
ついにゲームオーバーになって、終わろうとすると、「もう終わるん?」とにいちゃん。
全力で逃げました。
多分、あんな小学生を追いかけるつもりもなかったでしょうが・・・
「あなたの心のスキマ、お埋めいたします。」
なんてアニメもありましたね。わかる人にはわかるでしょうか。
「オーッ、ホッホッホッホ~!」
人は無意識にスキマを嫌うのかもしれません。
スキマを埋めると爽快感が生まれます。
でもスキマをただのスキマのまま過ごすか、しっかり埋めて爽快感を生むかは自分次第。
一日の中に、どのくらい「スキマ時間」があるでしょうか。
一つの行動から他の行動に進む際に、少なからずスキマの時間があるはずです。
一日3分のスキマ時間があったとしたら、一ヶ月で90分。
1時間半もの時間があることになります。
1時間半で何ができるでしょう?
きっと多くのことができますよね。
そして、このスキマ時間のパワーは計り知れないもの。
人間の集中力なんて本当に短い時間しかもたない。
なので、このまさに短いスキマ時間は強い集中力が生める時間。
さらに、時間が限られているため、「締切効果」も生まれます。
締切を自ら作ることで、自分のお尻を叩くわけです。
朝のバスに乗り遅れないための分単位での勝負を考えるときっとおわかりでしょう。
・・・はい、よくわかります・・・(汗)
集中力 × 締切効果
この相乗効果は本当にすごいもの。
ただのスキマ時間と侮るなかれ。
スキマ時間をうまく過ごせる準備をしておくことをオススメします。
私は今日の整骨院での時間に備え、ポチサイズの本をポケットに。
なかなか充実した時間になります。
テトリス・・・まだどこかにあるのでしょうか。
あったら久しぶりにやってみたいものです。
華麗なブロックさばき、
ビビリますから。
多分。