微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

【ふるさと納税】を有利にする方法

【本日の業務】

・昨日に引き続きひたすら年末調整!

 

こんばんは。

福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、

税理士の村田佑樹です。

福岡で税理士をお探しの方、会社設立をするなら村田佑樹税務会計事務所

 


■今日も昨日に引き続きひたすら年末調整を。

 今日で何とか半分ぐらいは
 終わったかなという感覚(汗)。

 残すところあと半分ではあるのですが、
 年末で動けるのは明日の夕方までが最後。

 気合を入れて取り組んでいかないと
 いけません(汗)。

 さて、今日はそんな年末調整モードなので、
 税金の話をしていきたいと思います。


■あなたは、今年において

 【ふるさと納税

 をされましたか。

 ふるさと納税とは、ざっくり言うと、
 2,000円の負担で税金の前払いをし、
 各地の特産品をもらえたりするような仕組み。

 

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 さらに噛み砕くと、

 特産品で2,000円を超えるものを
 得ることができたとしたならば、
 その分お得になるというわけですね。

 
■ただし、このふるさと納税には

 【限度額】

 というものがあります。

 ふるさと納税は税金の前払いであるため、
 
 そもそも税金が出ない人は
 ふるさと納税をしたとしても、

 【純粋な寄付】

 となるわけです。

 もちろん、純粋な寄付をすることは
 良いことなのでしょうが、

 税金的な面で考えると
 メリットはないと言うことができます。

 『勘定』を考える上でいったん『感情』は
 排除すべきですね。


■税金というのは、

 【所得税と住民税】

 のこと。

 つまり、今年の所得によって計算された
 所得税と住民税が出てくる方については、

 ふるさと納税をすると
 場合によってはお得になるかもしれない
 ということですね。

 そして、このふるさと納税の計算方法は、
 極めて複雑(汗)。

 税理士である私自身も、
 このふるさと納税に関しては、

 空で計算方法を言うことが
 なかなか難しい状況です…

 そうであるとしたら、
 インターネットを頼るべし。

 【ふるさと納税を試算するサイト】

 がありますので、
 それを有効活用しましょう。


■サラリーマンの方であれば、
 純粋に2019年中にもらった給与の総額を
 入力すればオッケー。

 自営業の方は、少し複雑に。

 多くの場合、
 このふるさと納税の試算は

 【サラリーマンの給与ベース】

 で作られているため、

 自営業の方については、
 事業所得…つまり事業の利益が
 仮に給与所得だったとしたら、
 という前提で試算に使う数字を
 考えないといけません。

 もちろん私は計算できるのですが、
 これを文章で説明するとなると
 なかなか至難の業ですので、
 ここでは割愛させていただきます(汗)。


■要約すると、
 
 今年所得税や住民税が出てくる方は、
 ふるさと納税をすると

 【翌年に納付すべき税金が
 少なくなるかもしれない】

 ということですね。

 もちろんふるさと納税
 税金の前払いであるため、

 トータルすると支払う税金の額は
 変わらないのですが、

 特に自営業者にとっては、
 翌年6月に来る住民税や国民健康保険
 というのがなかなか怖いもの(汗)。

 仮に、今年は結構調子が良く
 利益が上がっていて、
 
 翌年は調子が悪くなってしまい
 お金を使ってしまっていたという
 状況であったとしても、

 住民税や国民健康保険料は
 前年度の所得によって計算されるので、
 容赦なく乗っかってくるというわけなのです。


■このダメージを防ぐためにも、
 ふるさと納税で税金の前払いをしておく
 ということは、
 案外有効なものであると言えます。

 このふるさと納税は、

 【12月31日までに支払う】
 
 必要があります。

 クレジット決済でもオッケーですので、
 まだ間に合うというわけですね。

 ただ12月31日に決済しようとして、
 もしふるさと納税側のサーバーに
 何かしら問題があったとしたら、
 これはこれで怖いもの。

 もしふるさと納税を検討されるのであれば、
 今日明日にでもしておくことを
 お勧めいたします。

 最後にふるさと納税の試算をするサイトを
 紹介して終わることにいたします。↓

 

www.furusato-tax.jp