血は早いうちに止めるべし!
【本日の業務】
・相続税の税務調査対応
・顧問先とのご面談
・今後のスケジュールの策定
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
福岡で税理士をお探しの方、会社設立をするなら村田佑樹税務会計事務所
■今日はなんとも痛々しい朝のスタート。
なんと、妻と子どもたちが出かけた後、
少し優雅な気持ちで
みかんを食べていたところ、
舌をかなり強く噛んでしまい、多量に出血…
今までにない位の血だったため、
本当に怖くなってしまい、
口に入れているみかんを飲み込もうか
出してしまおうかと、
もはやどうでもいいことを悶々と考えながら、
ただただ滴り落ちてくる血が止まるのを
待ちました。
本当に、血が止まるまではドキドキもので、
このまま止まらなかったらどうしよう、
意識を失うかもしれない、
病院に行かないといけないかも…
といったことで
気が気ではない状態でしたね(汗)。
結果として、無事に血は止まり
(当たり前ではありますが)、何とか出勤。
今のところあれからさほどの痛みは
出ていないのですが、
(噛んだ直後から5分ほどはかなりの激痛…)
こういうのって翌日からくるんですよね。
しっかりと消毒をして
口の中を清潔に保ちたいものです。
■さて、税理士として活動している中で、
多くの方から
【起業に対する税務相談】
を受けるのですが、結論として、これは
【相談の時期が早ければ早いほど良い】
ということになります。
一番良いのは、
【起業前にご相談】
をいただくこと。
まだスタートを切る前であれば、
これから如何様にも進む方向を
軌道修正していくことができます。
ただ、スタートを切った後であれば、
その軌道修正にも限界が。
■具体的な例でいくと、
法人を設立した『後』の相談。
一般的に税務面から言えば、
個人事業主である程度の利益が上がってから
法人成りするということが、
得策となります。
これは、法人になると個人事業主に比べ、
格段にランニングコストが増えるためです。
そして、個人事業主の事業の利益に
かかってくる所得税は、
利益が出れば出るほど高くなっていく
傾向にあるため、
ある程度のラインを超えた段階で
法人にすることにより、
その限りなく上がっていく所得税を
抑えることができるわけです。
■税務でない面から言えば、
なかなか将来にわたって収益を生むことが
難しいであろうと思われるビジネスモデル。
ビジネスをいったん走らせてしまうと、
既存のクライアントや単価設定等の面から、
既に作られたものを変更、修正していくことは
なかなか困難を伴うものとなってしまいます。
こういったことについても、
私自身が200人を超える顧問先経営者の方々と
お会いする中で、
大体の【経営の型】というものが
決まっているため、
税務外でも経営に関するアドバイスを
させていただくことができるわけなのです。
■傷が浅いうちは、
血を止めるのも簡単なのですが、
ひとたび深い傷が入ってしまうと、
なかなか血が止まらないもの。
なるべく早い段階で、
自分自身の経験のない分野については、
その道の専門家を頼るべきです。
その専門家に対する報酬の支払いは
出るものの、
結果としてそれを上回る利益として
返ってくるということが
少なからずありますので。
交通事故の場合は弁護士に依頼する、
といったことも
意外と知られていない常識。
交通事故でも弁護士費用はかかるのですが、
結果として示談交渉にそういった
専門家が入ることにより、
最終的に手元に入ってくる
(残ってくる)お金が増えるというもの。
■そういったことはもちろんあるのですが、
経営者においてやはり最重要なのは、
【時間】。
この時間を、専門家に依頼することにより、
報酬という対価を支払って
買い取ることができるというのが
一番大きな効果ではないでしょうか。
万人において共通なのは、
【時間は減っていくものである】
ということ。
これをお金で買うことができるとするならば、
これに勝るものはなかなかない
と言えるでしょう。
深く入ってしまった傷は、
なかなか癒せないもの。
とするならば、なるべく早い段階で止血をし、
後遺症にならないように対処していくことが
極めて重要です。
今日は私の舌噛み事件を機に、
そんなことを思い起こすこととなった次第。