微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

印紙がなくてもコワくないのです

「貼らなくていいんですか??」

 

 

最近、本当に寒くなりましたね。

先日行った居酒屋さんでは、サービスとして帰りにホッカイロをプレゼントするということをされてました。

冬は

【貼るカイロ】

が重宝されることも。

 

こういったひと工夫が他の店舗との差別化につながる、ということもあるので結構大切なことかもしれませんね。

 

カイロの話ではないのですが、最近

「貼らなくていいの?」

というお尋ねをいただきます。

 

何かって?

そう、収入印紙です。

 

 

1.収入印紙とは

 

収入印紙・・・これも税金の一種

 

領収書や契約書など、金額が記載された書面に必要な税金です。

収入印紙という紙を貼り、そこに割印することで税金を納付する、という仕組みになっています。

 

ただの紙に税金がかかるわけです。

ある意味摩訶不思議ですね。

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2.誰が払うの?

 

ここで、冒頭の質問に。

 

「貼らなくていいの?」

とは、多くの場合、領収書をもらった人からいただくご質問。

結論から言うと、

領収書をもらった人は印紙を貼っていようがなかろうが【関係ナシ】ということです。

 

収入印紙を貼って税金を納付する義務は、その書類を作った人となります。

 

ですので、

もらったものに収入印紙があろうとなかろうと、正式な書類に変わりはないため、考える必要はないということなのです。

 

 

結構、こういったケースで不安になる方も多いのですが、結論として心配ご無用です!

 

ご安心くださいね。

 

 

 

貼る、で思い出すのが切手のこと。

 

最近、よくハガキをいただく機会が。

ハガキの切手代、52円から62円に上がっていることをご存じでしょうか。

 

よく52円のままこちらに届けられて、不足している10円を私が払い続けるという惨事が日常化しております(滝汗)

みなさんも、どうかご注意を。

 

大切な人に書いたハガキが、ひんしゅくを買う結果につながることだけは避けたいものですね(汗)