微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

年末調整後の大事な手続きです。

「資料がそろわない・・・」

 

 

年末調整、処理は進んでいますか?

経理担当者、経営者自ら・・・年末調整を行う人は、ここが正念場。

キチンと従業員から資料を回収することが、年末調整の第一歩。

 

そして年末調整が終わった後、最後のひと仕事が待っています。

 

 

1.所得税の調整

 

年末調整は、従業員の毎月の給料から天引きしている源泉所得税を年間の正しい税額に調整していくための手続き。

従業員から多く徴収していれば【還付】、逆に徴収した額が少なければ従業員から【徴収】していくわけですね。

 

 

2.事業者の手続き

 

一方、従業員から所得税を徴収した事業者側は、その徴収した税額を税務署に納付していくことになります。

 

例えば、3月に支払った給料から天引きした源泉所得税を翌月4月10日までに納付していく、という流れで税務署へ納付していくわけですね。

 

徴収したものを、その都度支払っていくわけですので、資金繰りもスムーズです。

 

ただ、従業員が10人未満の場合、例外的にこのように毎月納付していくのを、半年に一回の納付で済ませることができます。

【納期の特例】と呼ばれるものですね。

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資金繰りは経営の要ですね・・・

 

次回はこの源泉所得税について、もう少し掘り下げてみていくことにしましょう。

 

 

 

 

最近、外注の方に業務を振らせていただいていることもあり、時間的に余裕が出てきました。

とはいえ、やはり出費は痛いものですね。

 

 

 

 

資金繰り、グリグリ心を、やられるの

 

 

 

 

(汗)