微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

白色申告の方がいいんでしょ??への回答

「えっ!白じゃダメなんですか!」

 

 

昨日は大変ありがたいことに、ご紹介いただいたお客様とのご面談。

自分の人となりを知った方からのご紹介というのはすごくありがたいもの。

自然と、紹介していただいた方も、自分と同じカラーであることがすごく多いことは不思議ですね。

 

類は友を呼ぶ、というのはすごくありがたいことだなと思います。

 

 

1.よく聞く、あるあるバナシ

 

個人事業をされている方でよく聞くお話が、「白色申告の方がトクですよね!」

ということ。

 

私はそれに対して、「なぜですか?」と問うわけですが、

「白色だと帳簿がいい加減でもいいからラクですよね?」

「経費も結構積めるんでしょ?」

 

というのが、よくあるご回答。

 

 

2.白色のメリットは?

 

これまでは前年の所得(もうけ)が300万円未満であれば、

・記帳

・帳簿書類の保存

の必要がありませんでした。

 

しかしながら、平成26年からは所得を問わず、全ての事業者(例外も少しあります。)において、上記記帳と帳簿書類の保存が強制されているのです。

 

とすると、白色申告であっても帳簿を作らないといけないわけですね。

 

また、「白色申告の方が経費を多く積める」ことについて。

これは、

白色=帳簿を作らなくてOK=経費がいい加減に計上できる

という思考回路からでしょう。(おそらくですが(汗))

 

これはそもそも、なんの理屈にもなりませんね…

経費を多く積めるなどという理論自体が意味をなしていないので。

 

 

3.青色申告は?

 

それに比べ、青色申告であればどうでしょう?

青色申告にはかなり多くのメリットが。

everydayrunchange.hatenablog.com

 

 

4.情報に惑わされない

 

そもそも、この「白色申告のほうがいい」という情報は、どこから来たものでしょうか?

 

もしその方が税理士など、その分野の専門家であれば信頼できる可能性は高いと言えます。

 

ただ、お金や税務のことに精通していない人が言っている情報だとしたら、そのことを信じてしまうこと自体が、極めて危ないことではないでしょうか?

某知恵袋的なものに意見を求めていることと同じになってしまいます。

 

しっかりと、本物の情報であるかどうかを確認していきたいところですね。

 

まぁ、この本物の情報であるかどうかの見極めが本当に難しいんですけどね(大汗)

 

 

 

 

 

小学校の頃の話。

 

私の母に年齢を聞くたびに、「23歳」という回答が返ってきていました。

 

毎日です。

毎月です。

毎年です。

 

世間知らずの私は、友達に母親の年齢を聞かれるたびに「23歳よ」という回答をしていたもの。

 

「へぇー!うそー!若いねー!」

 

と、女の子からの黄色い声が上がっていたため、まんざらでもなかったのです。

 

ただ、小学校高学年に進むにつれ、『私の言動がおかしいのではないか?』疑惑にさらされます。

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そんなことに疑問すら感じず、念のため、念のためにです、母に「本当に23歳よね^ ^」聞いてみたところ、

「本当は〇〇歳なんよ」

ということを告知され、極めてショックを受けたことを思い出します。

 

実の母親から本物の情報が取れていなかった…ということを考えると、やはり本物の情報をキャッチしていく事は・・・

 

・・・

 

 

難しいですよね♡