微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

給料と贈与・・・お得なのは??

 

「こっちのが安いやん!」


10月の2泊3日の東京出張に向けて、宿を探します。
探す探す・・・出るわ出るわ・・・

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検索の仕方で、出てくるものが随分変わってきますね。
少し取り方を間違えるだけで、場合によっては万単位の損になることも(!)
とにかく、いかにお得かをしっかり考え、慎重にいきたいものです・・・

 

というわけで、昨日の続き。

月10万円を給料でもらうか贈与とするか、という違いについて。

 

everydayrunchange.hatenablog.com

 


1.給料でもらう

 

給料でもらうと、所得税がかかってきます。
年間120万の収入。
これに対する所得税は8,500円

所得税のほか、住民税も。
住民税が17,000円(均等割りは除く)。

 

この他、国民健康保険料と場合によっては保育料も上がります。

単純な所得税と住民税だけで25,500円。

さらに、もしこの友人がご主人の扶養に入っていた場合、これによる所得税増税が8,500円。
さらに住民税の増税が12,000円。
・・・扶養に入っていた場合、扶養に入れなくなる(配偶者特別控除となる)ことで、トータルで年額46,000円の増税となります。
なかなかのもんですよね。イタイ・・・

 


2.贈与でもらう

 

贈与でもらうとしても、年間120万円。
この場合、上記税金や国保、保育料は関係せず、贈与税の対象となります。

このケースの贈与税は(暦年課税というオーソドックスな計算方法で)年額1万円
これ以外にはかかりません。

 

 

いかがでしたでしょうか?
みなさんの予想は当たりましたか?

 

このように、調整がきくものをうまく調整すると、かなりの節税効果が生まれます。
上記ケースでは差額にして36,000円(!)

 

しっかり考えていきたいものですね。

 

 

 

 


以前泊まった名古屋のホテルでは、棚ぼた的に朝食がついてました(!)
たまにプチサプライズがあったりするので、楽しいですね。

 

 

ちなみに香港の部屋にあったポテチは500円取られましたから!

everydayrunchange.hatenablog.com

 


下心には要注意・・・