微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

2度の評価をクリアしてこそ成功がある。

「キレイだね~!」


今日は土日を利用して、妻の実家へ。
実家近くのハウステンボスで、花火の世界大会が偶然にもあっていて、通りすがりに遠目に花火を見ることに。

どの国のものかもわからないのですが、すごく色鮮やかで、今まで見たことのない幻想的な光の世界に心がしみ込んでいくような感覚・・・
これぞ匠の技ですね。
こういうものに触れると本当に感動します。


さて、ビジネスにおいてもこの「感動する」という要素はすごく重要。
今日はそんな感動のビジネスについて見ていくことにします。

 


1.お客様を感動させる

 

どんなビジネスにもお客様がいて、そのお客様に喜んでもらう必要があります。
まず、お客様を集客。
お客様が集まらなかったらなんの意味もないわけですね。

 

その次に、お客様を感動させること。
これが結構盲点で、集客して売りつけて(言い方は悪いですが(汗))、あとは放置(!)ということが往々にしてあります。

果たして、これでいいんでしょうか?

正直、単発の詐欺であればこれでいいでしょう。
要は、リピートなどは関係ない。
詐欺であれば、お金を取れれば何でもいいわけですから。

 

でも、ビジネスはそうではありません。
お客様に感動してもらって、その対価としてお金を得る。
そして、そのお客様が感動したその先には、次の購買などや、他のお客様の紹介につながるわけです。

 

要は、【お客様は2度評価している】わけです(!)

 

 

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2.お客様の期待値を上回る

 

そして、お客様には当然にしてお仕事をお願いする方にやってほしいことがあります。
自動車整備などで言えば、車検を出して、車を検査してもらうこと。
このことは、当たり前のニーズですね。

 

そんな当たり前のことを超えて、車内や窓など外装の清掃までしてもらえたらどうでしょう?
お客様はそこまでやってくれるなど、思いもしなかったはず。
ここで、お客様の車検という期待値を、この清掃という意外性をもって上回るわけです。

ここに感動が生まれてくる、ということに。

 

 

このことはほぼ全てのビジネスにおいて共通しているのではないでしょうか?
お客様のこういった潜在的なニーズを引き出して満たしていくことこそ、ビジネスの成功につながってくるように思います。

 

 

 

 


先日、知り合いの美容師さんとお話ししていたところ、話題は子どもの誕生日のことへ。

なんでも、5歳の息子があまりにもお父さんの期待値を大きく上回って、お手伝いを頑張ったとのこと。
それに対し、
「よーがんばったなぁ!本当は明後日の誕生日にプレゼントやろうと思ってたけど、今日あげるよっ!」
と男の気前を息子に。

すると息子は、

「いや、誕生日にもらった方がもっと嬉しいと思うから、今は置いときなよ。」

と。

 

んん~・・・息子がさらに親父の期待値を上回ったことに(!)

 

 

お父さんとしては、なんとなくそんな自分の浅はかな言動がはずかしかったようです(汗)

子どもから学ぶことは本当にはかり知れませんね・・・