あなたの財布の見張り役、税理士ユーキのブログ

私たちから切って離すことができないお金、そしてその価値を表す数字。数字は操る人によっていかようにも変わっていきます。そんな数字をキレイを操り、お金のあるべき姿を税理士ユーキがお伝えします。

人件費は諸刃の剣

 


「横風が強いねぇ!」

 

 

今日は法事のため妻の実家へ。

台風が近づいていることもあり、かなりの強風。


高速道路を使って行っていたのですが、ハンドルが取られるほどかなり強い風でした。


妻と子供を乗せているため、運転もより慎重になります。


少しスピードを上げただけで、本当に車が横転そうなほどの強風。


かなり慎重に行かないと、大事故につながりそうな予感さえしました。


当然のことながら、事故を起こしてしまっては大変なこと。

たかだかスピードを上げて運転したところで、到着時刻はほんの10分から20分程度のズレでしょう。

 


それよりも10分20分ほどゆっくりついたとしても、身の安全が第一。

 


急がば回れではありませんが、ゆっくりゆっくり目的地に向かって歩を進めることこそ何より大事なことのように思います。

 


さて、経営においてもゆっくりと着実に進めていくべきものがあります。

 

 

1.人件費が経営を左右する

 

私は人件費こそ、慎重に決めていかなければならないものと思っています。
会社の利益を上げていくためには、従業員の力こそが何より重要。


その従業員の士気を高めるためには、給料をあげることが何より効果的でしょう。


よくがんばったから、といって表彰状を捧げたり、米俵を収めたところで、そんなに頑張れもしないもの。

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2.人件費=給料・賞与と社会保険料


よくある話なのですが、従業員が頑張ったからといって、「翌月の給料を5万円ベースアップしよう!」などという社長がいらっしゃいます。

 


でも、よくよく考えてみてください。

 

今期の経営成績が仮に良かったとしても、翌期も同じように良い経営成績を上げられるでしょうか?

 


もちろん目標を高く持つ事はすごくいいことなのですが、万が一を考えていないというケースが、現実問題すごく多いもの…


仮に毎月5万円のベースアップをしたとすると年間で60万円。

それに加えてボーナスも30万円ほど増加するかもしれません。

そうなると約90万円の給料の増加。

その上社会保険料も加わってきますので、会社の社会保険料負担が15%とすると、社会保険料で13万5千円の増加。

そうなると人件費だけで100万円を超える増加となってしまいます。

単純に5万毎月の給料をアップする、というだけでは済まないわけです。

 

 

3.従業員の気持ちを考えてみましょう


それに、経営者にとっては非情なもので、従業員の士気というのは給料を上げた直後はグッと高まるものですが、おそらく3ヶ月ほど時間が経てばまた元通り…


まるで低反発枕のような状態というのが、現実的な従業員の士気のように思われます。

 


それよりも、毎月少しずつ5千円から1万円程度5年間ぐらいにわたって少しずつ給料を上げていった方が従業員も毎年嬉しいし、経営者にとってもそこまでの負担はないことでしょう。

 


なんでも「急がば回れ」の精神で進んでいきたいもの。

 

 

 

 


毎朝の出かける準備。

 


私たちは仕事、子どもたちは保育園に出かけるため、毎朝てんやわんや。

朝は本当に数分単位の時間が勝敗を分けることになります。

 


そんな中、ついつい大人の都合で「早く早く!急がんと遅刻するよ!」などと子どもを急かしてしまうことも。

 

そんなことをすると、子どもは逆にスネてしまい、布団の上にダイブ&シクシク!(汗)

 

 


急いでスピードを上げ過ぎたばかりに、子どものコントロール能力を失ってしまうという結果に・・・

 

 


…本当に何事も急がば回れなのでしょう。

日々勉強なりよ。