結局何を知りたいかの答えをガツンと知らせることこそが・・・
「基準雇用者給与等支給額がぁ・・・」
今日は北九州まで税理士会の研修へ。
福岡の研修会にどうしても出ることができなかったため、故郷の北九州の研修会に出ることに。
税理士会の研修なので、税理士ばかりの異様な空間・・・(当たり前ですが(汗))
今日の内容は、今年の税制改正の注意点を学ぶ研修会。
税理士だらけの研修会なので、講義も完全な専門用語。
私たちにとっては、当然のことながら理解しきっているコトバ。
・・・でも、これを一般の方や経営者が聞いたらきっと「???」だろうな・・・
などと妄想しながら、自分のお客様への姿勢を考えさせられました。
キチンとお客様がわかるように説明できているだろうか?
冒頭の【基準雇用者給与等支給額】というのは、「所得拡大促進税制」という制度の説明での話。
簡単に言うと、
「給料増やしたら税金が安くなるかもしれんよ。」
ということです。
私はとにかくかんでかんでかみ砕いて説明することを重視しています。
経営者にとって、減価償却とは何ぞや!などということはおそらくそんなに知りたくないことではないでしょうか。
それよりも、
「コレ買ったら税金安くなると!?」ということの方がストレートに知りたいことなはず。
難しい話は税理士がわかってればOK。
「相手が何を知りたいか?」をしっかりくみ取って、相手が望むを間違いなく提供することこそが、仕事の神髄ではないでしょうか。
税理士会の研修を通じて、改めてそんなことを思いました。
「今、相手はこんなことを知りたいのか?何を的確に伝えればよいのか?」
しっかり考えていきたいものです。
「これとこれ、どっちがいい~?」
友達の結婚式に行くときに、洋服を選ぶ妻。
「うーん、こっちかな?」
と意見を出すものの、
「えー、こっちやない?」
と妻。
・・・答えは決まっているのか?
・・・ただ、しゃべりたいだけなのか?
・・・同じものを選んでもらい、共感を得たいのか??
女性心理を読み解くことができれば、大抵のことはクリアできそうな気がします・・・
日々、勉強・・・