税務の思い込みはかなりの痛手になりますので・・・
「なんでこんなに消費税が増えるとですか(!?)」
税理士変更により、当期の決算から関与させていただくことになったとある法人。
よくよく帳簿を確認していると、生命保険の保険料や従業員さんに対する共済金がすべて課税仕入れになっていたのです。
課税仕入れというのは、消費税がかかる取引として処理をしていたということ。
払った経費に対して消費税がかかった処理をしているということは、消費税を払う際に、預かった消費税からその支払った消費税を差し引いて払うということ。
納税者としては、国に納付する消費税が少なくなるので、良いことですね。
ただ、実際のところこの保険料や共済金に消費税はかかっていません。
帳簿上でどう処理していようと、消費税はかかっていないというのが事実。
ですので、消費税の申告の際にもともと存在もしてない消費税を引けるはずなどないわけです(汗)
その誤って処理されていた保険料や共済金は年間約300万。
消費税で約24万(300万×8%)。
決算の時点で消費税を計算し直したところ、24万程消費税が増えてしまったわけです。
どういう経緯でこうなったのかは分かりませんが、思い込みとは本当に怖いもの。
とりあえず、決算の時点で気が付いてよかった・・・
これは税務調査に入れば間違いなくやられます。
これはグレーではなく、完全にクロですので(大汗)。
最近、次女の歌が室内に響き渡っています。
ニコニコと気持ちよく大声で吠えて・・・いや、歌う歌う・・・
♪
きぃらぁきぃらぁひぃかぁるぅ~
おぉそぉらぁのぉほぉしぃよぉ~
・・・おー、きらきら星か。
♪まぁばぁかぁらぁみぃてぇるぅ
・・・まばから???
・・・魔婆から???
・・・まぁバカラ(グラスか!?)???
・・・
♪きぃらぁきぃらぁひぃかぁるぅ
おぉそぉらぁのぉほぉしぃよぉ
「ありがとうごじゃいましたぁーーー!!!!」
なんだ?まばから・・・
この歌を聞くたびに恐怖なのですが、次女はこれで合っていると思い込んでいるのでしょう。
否定するのも悪いので、楽しんで聞いてますが(汗)
思い込みは実に怖いコワイ・・・
というお話でした(滝汗)