微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

産婦人科から見る顧客心理

仕事が終わり、保育園に迎えに行き産婦人科へ。
三女が産まれてからの生活ももう数日。

 

産婦人科から子どもたちの夕食が出ることは本当に神の救いのごとくありがたいもの。

いろいろママさんから話を聞いていると、

子どもの食事が出ることが決め手で、この産婦人科に決めているというご家族も多いようです。
家族にとって子どもの食事が出るということは、子どもの食事がそこで済んでしまうことはもちろん、
父が帰って夕食を作り、夕食が終わってからの洗い物をする手間もなくなる、という見えないメリットも。

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私たちがお世話になっている産婦人科5歳までの夕食は無料で付いてきます。


産婦人科にとっては、当然5歳までの夕食代は病院もち(つまり病院負担の経費)となりますが、そのおかげで私たちのようにそれが決め手で産婦人科を決めるということもあります。


そう考えると、当然「子どもの夕食代<妊婦さんの入院代」でしょうから、利益につながるわけです。
もちろん、食事代も入院費に乗せられているなどという事実はあるのかもしれませんが、そこは今回は触れないこととします。

このように、ビジネスには契約を取るためにあえて餌をまく(言葉が悪くてスミマセン)、ということも必要なもの。
産婦人科さんが必ずしも利益を目的としてこのようなことを行っているということではありません。あくまでも例としてです。)

 

エステなどの「初回無料」や、飲食店の「最初のご来店時に限り50%引き」などということはよくありますよね。
これだけの取引を見たら、どう見ても赤字なわけですが、その後ろにつながる将来性を考えての取引なわけです。

 

餌をまいたところに、まずお客さんが食いついてくれ、その後にお店のこと、メニューのことに興味を持ってくれていれば、この赤字となる取引が餌となり、この餌を基に利益の出る取引につながることも。

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というより、この「餌をまく」行為を積極的にやらないと、なかなか興味は引いてもらえないもの。
店を構えて来客を待つという昔ながらの「待ちの営業」など、基本的に厳しいですよね。

 

いかにお客様の興味を引けるか、が集客のポイント。

 

産婦人科の好待遇(!)を目の当たりにして、そんなことを考えました。

 

 

子どもたちの残りのご飯は最高です。


なんせ長女と次女の二人分ですからね。

 

しめしめ・・・