あなたの財布の見張り役、税理士ユーキのブログ

私たちから切って離すことができないお金、そしてその価値を表す数字。数字は操る人によっていかようにも変わっていきます。そんな数字をキレイを操り、お金のあるべき姿を税理士ユーキがお伝えします。

経理のお門違い?「もうけ」について

先日地下鉄に乗った際に、停車位置を超えて停車するというハプニングが。
慌ててバックして戻ったものの、車内は騒然。

 

その後、その駅を発車しようとしたところ、今度はいきなりバック・・・
立っていた人はフラッと・・・
たまたま私は座っていたのですが、かなり冷や汗ものでした。

 

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その後のアナウンス。
「停車位置を間違えたのと、出発の際バックしてしまい時間が遅れて失礼しました。」


新人さんだったのかいろんなことがぎこちなく、車内はクスクスと笑い声が。
私もクスッときたわけですが・・・

 

ただ、時間より何より私は他の車両の乗客がケガをしていないかが気になりました。
乗客を安全に運ぶというのは最低限の使命のはず。
そこに対する配慮のあるアナウンスがあったらよかったのになぁ、と少し不思議な感覚でしたね。

アナウンスの「お門違い」とでもいいましょうか

 

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さて、今日は経理のお門違いについて(!)

 

経理は会社のお金を合わせることはもちろん、正確な会社の健康状態を表すためにも必要なもの。

ただ、歯医者さんが聴診器を持って診療するというようなありえないことになっていることがしばしば。

 

そもそものベースが違うと、診察の結果までもが変わってきてしまうので、注意が必要ですね。

 

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1.仕入をキチンと上げてますか?
よくあることで、「仕入」を仕入以外の経費に持っていっている、ということがあります。
仕入というのは売上直接関係するもの。


本屋さんを例に挙げると、A社から1,000円で買った本をB社に1,200円で売る。
とした場合、売上高に1,200円、仕入高に1,000円が上がり、これを差し引いたものが利益(「粗利益」や「売上総利益」などともいう)といいます。

 

2.仕入と他の経費を区別しないと?
この例では本屋さんなので、仕入となりますが、本屋さんでなければ、本の購入だと「新聞図書費」など仕入以外の経費となりますね。売上と直接は関係しませんから。
仕入以外の経費は通常「販売費及び一般管理費」という項目に持っていきます。

 

3.要は
本屋さんが買った本代を仕入とせずに、その他の経費として処理すると、本来の粗利益(純粋なもうけ)が分かりませんよね?


売上1,200円、粗利益も1,200円。


丸儲け(!)


ということになり、実際のもうけがつかみにくいことになってしまうわけです。


普段はあまり考えないことかもしれませんが、一度自身で経理している項目(「勘定科目」といいます)を見直してみることをオススメします。

 


この間、本場のカレー屋さんの入り口を間違えて勝手口のようなところに入って怒られました。
勝手口も本物の入り口も大差ないんですもん・・・

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ホントのお門違いを経験した貴重な思ひ出です(寒)