あなたの財布の見張り役、税理士ユーキのブログ

私たちから切って離すことができないお金、そしてその価値を表す数字。数字は操る人によっていかようにも変わっていきます。そんな数字をキレイを操り、お金のあるべき姿を税理士ユーキがお伝えします。

オムツの山から見る「在庫」の考え方

次女、オムツほぼ卒業!?

毎朝激しい戦場となる我が家の火種・・・
それは次女・・・(!)


ご飯を口にいれたまま、部屋をうろちょろ・・・
ゴホッと咳をしようものなら、クラッカーのごとくお口の中のものが$&%(&$)')'!!

 

長女にちょっかいをだしては、長女に怒られ、その腹いせ(?)にそーっと長女に近づき、野球の素振りのように右手を大きく振りかざし・・・長女の後頭部をバッシーン!!(驚愕)


いやはや次女は強い。

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こんな次女。
オムツの消費量がハンパないのです・・・


普通の排泄はもちろんなのですが、

時にお風呂上りに濡れたままニヤニヤしてオムツを頭にかぶり、

時にオムツを牛乳のコップの中にそーっとジャブジャブ・・・
あり得ません・・・でも好奇心爆発の賜物ということでなるべく黙って親として生温かい目で見守るわけです。

 

そんな我が家のオムツ事情を知ってか知らずか、いつもひいきにしているお店からオムツのセールの案内が(!)

 

オムツセール・・・我々にとってなんともファンタスティック・・・

 

興奮冷めやらぬ妻は、オムツを買い込みます。プチ爆買いです。
・・・時は経ちそれから一週間後。

保育園の先生から「オムツがだいぶいらなくなったので、もうパンツで登園して大丈夫ですよ。」とのうれしい一言。
次女の成長は嬉しいもの。

 

・・・オムツは!??
そう、オムツの山です。
大人の布団に敷き詰めれるか?というほどのオムツセールの産物が・・・
「在庫」です。
これは12月に産まれてくる子の2年後位に使うことになるでしょうかね・・・カビには注意せねば。

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さてさて、個人事業主の方はいよいよ12月が決算月。
利益が上がっている!という嬉しい悲鳴もある一方で、税金のことも不安に思われている方も多いのではないでしょうか?

 

ここでよく聞かれるのが、「とりあえずモノを買おう!」ということ。
ただ、この考えはすごく危険な一面も併せ持っています。
今日はこのことについて、簡単にお話することにしましょう。

ちなみに、「法人」も全く同じ考え方となりますので、法人の方もご参考ください。

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1.まず買うものが何かを考えましょう
この「とりあえずモノを買おう!」の「モノ」は、具体的にどういったものを考えていますか?


大きく分けると、


①売るためのモノを買ういわゆる「仕入商品」
②仕入商品以外の自社で使う物品


といったところでしょうか?

 

2.仕入商品を買い込んだらどうなる?
今は12月です。
利益が上がるぞ!こりゃいかん!ということで、翌年1月に売る商品を12月に100万円分仕入れたとしましょう。
この100万円は今年の経費になるでしょうか?
答えはNOです。


仕入については、売上と直接つながっている必要があります。


この場合だと仕入は今年の12月。売上は翌年1月。
今年と翌年で「年をまたいでいる」ため、直接つながっていない、と考えるわけです。


もしこれがOKとなると、いくらでも利益の調整ができてしまいますよね?
利益が上がるぞ!こりゃいかん!となったら、仕入を増やせば税金を払わなくて済む。
もしそうだとしたら、誰でもやりたくなるでしょう。


仕入と売上はその年の中で「運命の赤い糸」で結ばれる必要があるわけです。
仕入と売上が別の年に上がることなどあり得ない(結ばれずの別れ)ということ。
この100万円の商品は「在庫」として、仕入から抜かれます。要は経費ゼロ円ですね。
お金が出ていくくせに、1円も経費にならない。痛すぎる状態なわけです。

 

3.仕入以外の商品だと?
自社で使う物を買う際には、1点当たり30万円未満のものであれば、すべて経費にできます。
原則は10万円未満のものなのですが、青色申告をしていれば、30万円未満まで経費としてOKなのです。
(↓参考記事)

everydayrunchange.hatenablog.com


そこで、利益が上がりそうなので、例えばコピー用紙を100万円分買ったとしましょう。
ここでも面倒なことに、このすべてが経費になるわけではありません。

物を買っても、実際に使っていないもの(未使用のもの)は在庫と同じように取り扱われます。


例えば、コピー用紙を100万円分買っても5万円分しか使っていないとしたら、のこり95万円は経費として認めてもらえないわけです。
使えるものは、使っていない分だけ経費にならないということですね。
これも利益調整が効きますからね・・・まぁ、仕方ないことではあります。

 

4.モノを買って節税になるのは30万円未満の減らないもの
いろいろ書いてきましたが、仕入商品や使う物の買い込みは、税金対策にはならないということ。
では、何を買えばいいかというと、「30万円未満の使っても減らないもの」というわけです。
具体的には、パソコンやプリンタ、机や椅子その他の備品といったところでしょうか。
このようなものは、買えば経費になります。

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5.30万円以上のものは一括で経費になりません!
長くなるので、詳しくお知りになりたい方はこちらの記事をご参考ください。
(↓参考記事)

everydayrunchange.hatenablog.com

 

6.結論として
もし前倒しでモノを買う!のであれば、4.の「30万円未満の使っても減らない備品」がいいでしょう。
ただ、どうしても必要なものを買ってくださいね。
無理して不必要なものを買うほど、もったいないことはありません。
税率が30%とすると、仮に100万円の利益が出たとしても、持っていかれる税金は30万。

裏を返せば70万円のお金は手元に残るわけです。


これを無理して100万円(もちろん30万円未満の使っても減らない備品)使っても、100万円のお金が手元からなくなり、それと引き換えにそんなに必要じゃないものが手に入ることになります(汗)

 

節税は何のためにするのでしょうか?


それは「手元にあるお金を最大限多く残すため」ではないでしょうか。


場合によっては、何もせず素直に税金を払うことが得策なこともあるわけですね。
自分との駆け引き。
しっかり全体を俯瞰して、本当に今取ろうとしている方法で多くのお金が残せるか?をしっかり考えてみましょう。

 

もし不安な方は顧問税理士にお問い合わせください。

 

簡単なことでしたら私でも結構です。
conmanecom@gmail.com宛てにお気軽にご相談ください。

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私は税金対策よりオムツ対策を施してまいります。
どうしよっかな・・・

 

 

 

 


・・・オムレツパーティー

・・・オムツパーティー

 

 

 


なんか楽しくなってきた~