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あなたの財布の見張り役、税理士ユーキのブログ

私たちから切って離すことができないお金、そしてその価値を表す数字。数字は操る人によっていかようにも変わっていきます。そんな数字をキレイを操り、お金のあるべき姿を税理士ユーキがお伝えします。

半杯のご飯を2回たべた方がいい!

「今ご購入のお客様にはもれなく同じものをもう一足!」
・・・というのは、最近見た通販の番組。

 

冷静に見ると、一足当たり靴下のお値段はそんなに変わらないのに、「おまけでもう一足プレゼント!」みたいな言い方をされるとオトクな感じがするから不思議なもの。

 

ダイエットでも同じような話がありますね。
1杯のご飯を2回か3回かに分けて食べる。
こうすることによって、多くご飯を食べたような錯覚を起こし、満腹になる(?)というもの。

 

結局のところ、大事なのは実際の結果ではなく、自分の中の「やったったで!」という満足感なのでしょう。

 

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さてさて、同じような話が税金でもあります。

なんでしょう?

私が思うに、所得税と住民税。
所得税は半杯食べて満足。住民税はなんかそんな満足が得られない感じがあるような気がします。

所得税は、その年に払った所得税が払いすぎであれば、還付されます。お金が戻ってくるわけですね。
一方、住民税はというと、還付ではなく、翌年納付していく住民税から控除・・・つまり翌年払う住民税が少なくなるわけです。

 

分かりやすいのがふるさと納税


ふるさと納税をすると、ある一定額が払った所得税から還付され、残りの一定額が翌年の住民税から控除されます。
所得税と住民税とで税金の負担が軽くなっているので、所得税の還付が少なく感じます。
また、住民税にいたってはもともとの税額を知らないので、本当に安くなったかなんてわかりません。

世の中の奥様方が怒るはずです。
実際によく私も怒られます。(とんだとばっちり・・・)

 

このように、ふるさと納税は税負担が軽くなったということを感じにくいのです。

結局のところ、実際に払う税額が安くなっていたとしても、人間がありがたく感じるのは、わかりやすく手元にお金が流れてくる事実。


冷静に考えれば、実際に安くなる方法を選ぶべきなのでしょうが、その時の満足感で行くと手元にわかりやすくお金が入ってくる方を選びがちです。

 

私は、自分がそのことを気持ちよく感じるかどうかが問題だと思います。

 

タバコ好きな人が、タバコを思う存分吸って早死にしても後悔しない、ということと同じようなことなのでしょう。

 

なんだかよくわからなくなってきましたが、所得税も住民税も同じく税負担が安くなったとしたとしても、所得税の方がありがたみを感じやすく、住民税はダイレクトにありがたみを感じにくいですよね。
ですが、実際は所得税も住民税も安くなっていることが多いですよ、ということ。

 

・・・なんて、とりとめのない状態でペンを置かせていただきます。