衆人環視がないと廃れていく
今日は、定期的にお願いしているコンサルティングの日。
1年半ほど前に初めてコンサルティングを受けさせていただいた日を契機として、自分の身の回りの事がグルグルと変わり始めていったことは、すごく印象深いことです。
1.自分では気づき得ないこと
当時の私は税理士試験を終えたばかりで、これからのことが全くと言っていいほど見えていない状況でした。
その中での初めてのコンサル。
そこで衝撃的だったのが、「そもそも税理士というより、自分の価値観を変えることこそが大事」ということを教えていただいたことでした。
こんなことは、自分では知り得ることではなく、思い切ってコンサルティングを受けさせていただいたことで見えたこと。
ここでの気付きは、今から振り返っても大変大きなものでした。
2.「常識」という壁がどんどん壊されていく
その初めてのコンサルの場で言われたことが、「どんどんいろんな人に会い自分の壁を壊していくべき」ということ。
その言葉に従い、とにかく素直に着実に、人と会うということを重ねていきました。
そのことで、だんだんと自分の壁が壊れていくことがわかります。
3.結局は「衆人環視」がすごく重要
何はともあれ、コンサルティングの場を通じて、他人による目に自分自身をさらしたという事実。
この事実により、自分では直視できていなかったことが多く浮かび上がってきます。
そもそも直視する機会すら持てなかったこと、直視すべきだったが目をそらし続けてしまっていたこと、いろいろあると思います。
そんなことが、他人の目を通じて明らかにされていく。
この他人の目、すなわち「衆人環視」こそが私は最重要なものと考えます。
私のこれまでの行動を通じ、多くの人に関わらせていただきました。
そこにはいろんな業界の方がいらっしゃって、いろいろな地位の方、いろいろな性格、いろいろな思考パターン・・・多種多様な方々の空気間に触れ、その良いエッセンスを吸収させていただくことができたという現実。
そんな行動を通じて、私はもちろん、私を取り巻く環境が次第にナメクジが少しずつ壁を伝い歩くがごとく、ゆっくりと変わり始めていきます。
もちろん今もその行動を緩めていないため、さらに変わっていく。
ここに、今の自分が今の自分ではいられない状況を作ることができるエッセンスがあるものと思います。
つまり、自分自身の行動は時代に応じて常に変化させていく必要があるわけで、そこには衆人環視が必要不可欠です。
そんな衆人環視の状況をいただいている現在に心より感謝。
これからも意識・行動を緩めることなく、突き進んでいきたいものです。
その先には、私の関わる経営者の方々の命運もかかってくるわけですので、しっかりと気持ちを引き締めていかねば!ということを、今日の定期コンサルティングの日を通じて感じました。
土曜日の大阪。
道頓堀まで行ってみましたが、すごい人でした。
福岡と大阪では人の質(?)も違い、看板やセールストークも違う。
客観的にいろいろなものに触れ刺激を受けましたし、すごく勉強にもなりました。
この地域の違いも、ある意味地域的な衆人環視の場とも言えるかもしれませんね。