微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

フレンチの名店【レストランKUROKI】から学ぶマーケティング

今日は私たちの結婚記念日であり、いつもお世話になっているレストランKUROKIさんにランチへ。

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とにかく、行く度にすごいサプライズをいただけるKUROKIさん。
今回も多くの感動をいただきました。

まず出てくるパン。

 

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ブルーチーズとはちみつ(違ってたらスミマセン!)

豚肉の入った濃厚もの。

パンもこだわりの自家製で、パンにつけるチーズも何とも絶妙です。

そして、KUROKIさんの定番モリモリサラダ。

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写真でわかるでしょうか?
このお野菜の下に、いろんなものが眠っています。
今日はうまみの詰まった鯛にホタテ、上品にジューシーなチキンにあま~いかぼちゃ、ズワイガニ・・・その他もろもろの絶品さん。
シャキシャキの新鮮なお野菜をいただきつつ、その下に眠っている宝物を起こしていきます。
全部食べ終わるまで、この幸せな旅が続きます。

 

そしてメインディッシュ。

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上の方は鴨のお肉です。
ナイフを入れると、ほどよい焼き色の付いたお肉。
肉汁がたくさんだけど、口に入れるまでその肉汁がこぼれません。
鴨の風味でしょうか。何とも言えないお肉の香りが口から鼻に抜けていきます。


その下は、北海道の牛肉を贅沢に使ったカレー。
カレーと一緒にいただくリゾットは濃厚なチーズの上品な風味。
カレーともピッタリでした。

 

そして、怒涛のデザート3連発!!

まずチーズケーキ。

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なんというか、空洞がないほど濃厚なチーズ。
濃密という方が正しいかもしれません。ありえない美味しさです。

 

次に栗を使ったケーキ。

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栗がゴロゴロ入っています。
その上にまた濃厚なアイス。
これも上品な栗の甘さが際立つ逸品です。
新作とのこと。

 

最後にフォンダンショコラ

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これはチーズケーキと並び、KUROKIさんの定番!(・・・と私は勝手に思っています。)
ナイフを入れると、存在感たっぷりのチョコレートがドドドドドーッと・・・
このチョコレートがまた濃厚でおいしい・・・
もう白旗です・・・

 

食レポみたいになってしまいましたが、私はこのお店のリピーターです。
みなさん、ご経験はあると思いますが、飲食店は一度行って美味しくなかったらまず行かないですよね。


飲食店で料理が美味しくないっていうのはそもそも問題ですが、美味しくなくなる大きな原因は「味の変化」であることが多いです。
なぜ味の変化が起こってしまうのでしょう?

 

大きな原因の一つは、「店舗展開」ではないでしょうか。
店舗をもう一つ持ち、料理を他のコックさんに任せる。
そのことから料理の味が変わっていきます。
本来の味が変わってくると、当然ファンは遠のきますよね。

 

一般的に売上は、
顧客単価×顧客数×リピート率
で表されます。

 

KUROKIさんは一人ひとりのお客様に対し、限りないおもてなし…つまりおいしい料理を追及して提供されています。
そして、オーナーの気さくな人柄から、お客様が料理はもちろんのこと、お店のファンになっていく。
自然とお客様の数も増え、リピート率も上がってきますよね。
単価は・・・かなり頑張っていただいているようで、私たち客にとってはありがたいですね。
ここでもKUROKIさんのお人柄が見て取れます。

 

個人でやっているお店が手広くやろうとすると、どうしても本来の商品(飲食店で言えば料理)の品質が落ちてしまう傾向にあります。


手広くやっても品質を落としていかない努力を怠らないこと。


これはどの業界にも繋がることではないでしょうか。

自戒を込めて、綴らせていただきました。