フレンチの名店【レストランKUROKI】から学ぶマーケティング
今日は私たちの結婚記念日であり、いつもお世話になっているレストランKUROKIさんにランチへ。
とにかく、行く度にすごいサプライズをいただけるKUROKIさん。
今回も多くの感動をいただきました。
まず出てくるパン。
ブルーチーズとはちみつ(違ってたらスミマセン!)。
豚肉の入った濃厚もの。
パンもこだわりの自家製で、パンにつけるチーズも何とも絶妙です。
そして、KUROKIさんの定番モリモリサラダ。
写真でわかるでしょうか?
このお野菜の下に、いろんなものが眠っています。
今日はうまみの詰まった鯛にホタテ、上品にジューシーなチキンにあま~いかぼちゃ、ズワイガニ・・・その他もろもろの絶品さん。
シャキシャキの新鮮なお野菜をいただきつつ、その下に眠っている宝物を起こしていきます。
全部食べ終わるまで、この幸せな旅が続きます。
そしてメインディッシュ。
上の方は鴨のお肉です。
ナイフを入れると、ほどよい焼き色の付いたお肉。
肉汁がたくさんだけど、口に入れるまでその肉汁がこぼれません。
鴨の風味でしょうか。何とも言えないお肉の香りが口から鼻に抜けていきます。
その下は、北海道の牛肉を贅沢に使ったカレー。
カレーと一緒にいただくリゾットは濃厚なチーズの上品な風味。
カレーともピッタリでした。
そして、怒涛のデザート3連発!!
まずチーズケーキ。
なんというか、空洞がないほど濃厚なチーズ。
濃密という方が正しいかもしれません。ありえない美味しさです。
次に栗を使ったケーキ。
栗がゴロゴロ入っています。
その上にまた濃厚なアイス。
これも上品な栗の甘さが際立つ逸品です。
新作とのこと。
最後にフォンダンショコラ。
これはチーズケーキと並び、KUROKIさんの定番!(・・・と私は勝手に思っています。)
ナイフを入れると、存在感たっぷりのチョコレートがドドドドドーッと・・・
このチョコレートがまた濃厚でおいしい・・・
もう白旗です・・・
食レポみたいになってしまいましたが、私はこのお店のリピーターです。
みなさん、ご経験はあると思いますが、飲食店は一度行って美味しくなかったらまず行かないですよね。
飲食店で料理が美味しくないっていうのはそもそも問題ですが、美味しくなくなる大きな原因は「味の変化」であることが多いです。
なぜ味の変化が起こってしまうのでしょう?
大きな原因の一つは、「店舗展開」ではないでしょうか。
店舗をもう一つ持ち、料理を他のコックさんに任せる。
そのことから料理の味が変わっていきます。
本来の味が変わってくると、当然ファンは遠のきますよね。
一般的に売上は、
顧客単価×顧客数×リピート率
で表されます。
KUROKIさんは一人ひとりのお客様に対し、限りないおもてなし…つまりおいしい料理を追及して提供されています。
そして、オーナーの気さくな人柄から、お客様が料理はもちろんのこと、お店のファンになっていく。
自然とお客様の数も増え、リピート率も上がってきますよね。
単価は・・・かなり頑張っていただいているようで、私たち客にとってはありがたいですね。
ここでもKUROKIさんのお人柄が見て取れます。
個人でやっているお店が手広くやろうとすると、どうしても本来の商品(飲食店で言えば料理)の品質が落ちてしまう傾向にあります。
手広くやっても品質を落としていかない努力を怠らないこと。
これはどの業界にも繋がることではないでしょうか。
自戒を込めて、綴らせていただきました。