微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

卵焼きの味から考える「常識」

先日は保育園の運動会。
がんばった後にみんなで食べるお弁当は格別。
お弁当と言えば、定番は卵焼き。
我が家でも卵焼きが出てきました。

この卵焼き。
私の実家では、甘いものでした。
ベースとして砂糖を使っているんですね。
卵焼き=甘いもの
として知らず知らずのうちに公式ができあがっていました。

しかし、社会に出て結婚し、数多くの卵焼きをほおばるうちに、その常識が覆されていきます。

しょうゆベース、塩のみ。
はたまただし巻き卵・・・
だし巻き卵のお汁の美味しさには、頭の下がる思いでした。
卵焼きにもいろいろあるんですね。

 

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最近、いろんな交流会に参加しているのですが、本当にいろいろな方々とのご縁をいただきます。
経営者の方も多く参加していて、いろんな価値観を共有させていただくこともしばしば。
すごくありがたいことですね。

その中で、寛容に考えても、どうしても「儲からないだろうな・・・」というビジネス。
「その仕組みじゃお金増えないよな…」という投資話。


私は幸いにも多くの経営者の方と交流させていただく機会が多くあるため、多くの情報を仕入れることができています。
その中で、その都度お話を聞くビジネスや投資の話などをふるいにかけ、本当にそれが価値あるものか、伸びるものなのかを判断させていただきます。

でも、そんな儲からないような、お金が増えないようなことをされている方は、おそらくそれが全てと思われているのだろうなと思うのです。
なぜって?
私がそうだったからです(汗)。


私も、税理士受験生の頃は職場と家と専門学校の往復。
そこが私の全ての世界でした。
得る情報はそこからのものしかないわけですから、とても狭くて危険。
でも、いろいろな方とのご縁をいただく中で、自分の中の「当たり前」が、ものの見事に崩壊していきます。

 

情報は幾分に世の中にあふれている。
それに気づかずに、特定の情報に飲み込まれているほど、怖いことはありません。
ビジネスや投資の話などは特にそう。
新たな有効な情報を取り入れていかないと、どんどん誤った方向に進んでいきます。

 

私を含め、経営者は自分の世界に閉じこもってしまいがち。
積極的に外の情報を取りに行きたいものですね。

卵焼きの味から、ふとそんなことを思いました。