微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

売ることは物語を綴ること

 

昨日は今話題の「君の名は。」を観てきました。
アニメを見たのは、20年ぶり位でしょうか・・・
今回は私の周りの人から、「君の名は。」の表現力がすごく勉強になるということを聞いての鑑賞。
実際に複雑に入り組んだ背景をもとに、いろいろな言葉が綴られていく・・・実に表現の美しいストーリーがそこにありました。

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話は変わりますが、昨日の新聞で、「年金受給資格期間を25年から10年に短縮する」との記事が。
これは国民にとっていいこと。
年金をを支払った期間が10年あれば、年金を受け取ることができるというもの。
これが今までは25年だった訳ですから、いい話ですよね。

 

しかしながら、私はここに巧妙なストーリーが仕掛けられているのではないかと思っております。

 

年金の状況はかなり深刻であることは、みなさんご存知の通り。
そんな中、今まで25年だった支払期間を10年にします!といったおいしい話。
・・・何かありそうな気がしませんか?


私にはアメとムチに思えてなりません。
あくまでも推測ですが、ここで支払期間を短くするというアメをなめさせて、のちには受給額減額などというムチを売ってくるのではないかと・・・
(勝手な個人的な意見です。)


そうでも考えないと、今の年金の運用状況や積立額を考えると、国が年金を支払う額を一方的に増やすような今回の決定はどうしても納得いきません。
何かウラがあるんじゃなかろうか・・・

 

政府が考えてくるこのようなストーリーは実に巧妙です。
また、報道などもそこに乗ってくると、私たちの思い込みは深まるばかり。


しっかり自分の意思を携えて、情報を取りに行きたいものですね。