微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

雨には雨のよさがある

晴れた後には雨があり、時には曇り、そしてまた晴れる。
晴れている時は、雨のことなんか考えず、傘も持たない。
でも、急に空がどんより暗くなり、雨が降り出して
傘を持たないことを後悔し、しまいには雨を憎んでしまったり
することもあるかもしれません。

 

ここで雨を憎んでしまってはなりません。
憎しみはマイナスの感情。
以前書いたように、マイナスはマイナスを引き寄せてしまいます。

 

そして、この天気の話、起業においても同じことが言えます。

 

よくある話で、
初めは順風満帆に進み、お金がよく入ってきていたけど、
調子に乗って周りの人への感謝を忘れ、我が我がの気持ちで
天狗になってしまう。
そして、その後業績が急降下し、財を失う。
晴れから曇り、雨へと進んだ状態ですね。

 

ここで初めて、周りを見ることができるものです。
今まで苦労なく進めてきたのは、周りの人の協力があってのことだ・・・
それが今は感謝することも忘れ…なんてことをしてしまったんだ…と。

ここで猛省して、
また業績がよくなってくると、
確実に意識は変わっているはずです。


業績がよく、お金が回り始めているにせよ、
周りに対する感謝であったり、今ある好況に対する意識は、
雨の時代の経験から、謙虚に変わっていることでしょう。


謙虚になるということは、慎重になるということ。
好況であっても、この慎重さや感謝の気持ちを忘れなければ、
きっと、周りの協力も失われにくいし、
以前のように急転落することは起こりにくくなることでしょう。

 

雨の時代にしっかりと状況を噛み締めて、
反省すること。
このしっかり考察する姿勢こそが何より重要です。

 

雨がきた!と思ったら、
「今こそ考察の時期なり!」
という気持ちで、
しっかり雨の時期をプラスの気持ちで過ごし、
晴れを迎えたいものです。