微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

自己紹介4 〜大人でも信用できるんだ、という気付き〜

書きかけていた自己紹介の続きです(^^)


話は前後しますが、税理士事務所に就職する頃のお話です。
私が小学生の頃に通っていた学童保育クラブがあるのですが、
そこの運営委員会から「会計をやってみないか?」
とのお誘いがありました。
そこから7年間ほど会計の職務を仰せつかることになるのですが、
ここでの経験が、それはまぁ良いものでした。

ここでの年間報酬は5万円(!)。
ほぼボランティアです(^^;;
それも会議が月何度かあり、
深夜まで及ぶことも少なくなかったのです。

会計となり3年ほどした頃でしょうか、
だんだんと内情が分かってきました。
なんというか経営のあり方がおかしいなと思ったんですね。
誰がどう考えてもおかしいなと。
会計というお金を扱う職であったから、わかったことでした。

そこで、そこの長であった人に反発したわけです。
その日から、その長の目が変わりました。
「アイツ(私)は敵だ!」と(^^;;
すると、その長側の人は、私のことを敵対視。
明らかに態度が変わりましたね〜。
それはもう辛かったですね。一時期独りぼっちになりました(^^;;
それも、私が当時25歳位。
その他の人は40〜70代の方々でしたから、
その重圧感は半端なかったですね(笑)

そこで、とある方に相談しに行きました。
その方も運営委員会に関わっていらっしゃって、経験の長い方。
もう行き詰まってどうしようもなくなり、その方に相談に行ったのです。

すると、
「やっと気付いたんだね。わかっている人は、みんなあそこから離れていったんだよ。」
ということを言われました。

その方は、私が会計を続けて3年間、
じっと我慢して私が気付くのを待たれていたのです。
「自分で気付かないと、誰が何と言おうとわからないからね。」
とのこと。
すっごく救われたのを覚えています。

歴代の会計をされてきた人は、そんな経営の内情を知り、
嫌になって辞めていったとのことでした。
すごく気持ちがわかりました。
なんせ、私が「もう辞めたいです」というつもりで相談に行きましたので(^^;;
でも、その方のそのお話から、私の気持ちは燃え上がりました。
「絶対に負けない!!!」と。
そして、実際、別の事情があって辞めることとなる4年間(計7年間)、
会計を務め上げました。

そこには大きく変わったことが、多くありました。
すごく印象深かったことが、けど
その長側についていた人が、私が負けずにガンガン関わっていくのを見て、
その長がおかしいことに気付き、一人、また一人と次々に私の味方になってくれました。
書くと簡単なのですが、そこには文字通り血も混じるようなこともありました。
それ程、ドス黒い世界だったのです。

でも、そこからの本物の出会いがありました。
お金のことを抜きにして、その学童保育クラブの運営のことを本気で考える仲間。
仲間といっても、人生の大先輩ばかりで大変恐縮なのですが(^^;;
この方たちとは、今でもお付き合いがあります。
夜通し話し合ってきた、利害関係の全くないすごく濃密な関係です。
今や私の宝物のです。

この頃から、
「大人でも信頼できる人っているんだ」
ということを、自身の体験を通じて、感じ出すことになります。
大きな大きな7年間でした。

長くなりましたが、このことを抜きにして今の私はないので、
語らせていただきました(^^)