微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

相手の想いに寄り添う

確定申告時期である最近、
申告書の数字のご説明をする機会が多く出てきます。

 

そこで話題になるのが、
所得税、住民税、消費税や国民健康保険料・・・
これが大体いくらになるのか、ということです。

 

我々は当然のように与えられた資料を基に
申告書を作っていき、
出た数字をお客様にお伝えする。

 

でも、毎年お客様からは
「そんなに税金出るんですか!」
との驚きの声。
今年もそんな声が上がりました。

 

普通に返事をすると、
「これが結果ですから、どうしようも・・・」
とでもなるでしょうか。

 

サラリーマンであれば、
自己の収入は会社からもらうお給料。

 

では、そのお給料はどこから出ているのでしょう?
・・・お客様からいただくお金

から、ですよね。

 

ということは、サラリーマンとしてお給料をいただく
ということは、元をたどっていくとその源泉は
お客様からいただくお金です。

 

【給料】=【お客様が身銭を切って払ってくれているお金】

 

なのです!

 

自営業者なら
「自己の収入は当然、お客様からいただくお代である」
ということを肌で感じていることでしょう。

 

これがサラリーマンになると、なかなか感じにくい・・・

さっきの
「そんなに税金出るんですか!」
の叫びは、
お客様が驚いているということ。
もっと言うと、
我々のサービスが行き届いていない、と言わざるを得ません。

 

お客様の喜びやお客様と想いを共有することが
仕事なのではないでしょうか。

 

毎日のお客様の不満や不快や不思議などの
「不」を取り払ってあげることこそが、
どの業界においても本当の仕事と言えるはずです。

 

お客様の声なき声に
しっかり耳を傾けながら、日々を過ごしていきたいものですね(^^)