相手の想いに寄り添う
確定申告時期である最近、
申告書の数字のご説明をする機会が多く出てきます。
そこで話題になるのが、
所得税、住民税、消費税や国民健康保険料・・・
これが大体いくらになるのか、ということです。
我々は当然のように与えられた資料を基に
申告書を作っていき、
出た数字をお客様にお伝えする。
でも、毎年お客様からは
「そんなに税金出るんですか!」
との驚きの声。
今年もそんな声が上がりました。
普通に返事をすると、
「これが結果ですから、どうしようも・・・」
とでもなるでしょうか。
サラリーマンであれば、
自己の収入は会社からもらうお給料。
では、そのお給料はどこから出ているのでしょう?
・・・お客様からいただくお金
から、ですよね。
ということは、サラリーマンとしてお給料をいただく
ということは、元をたどっていくとその源泉は
お客様からいただくお金です。
【給料】=【お客様が身銭を切って払ってくれているお金】
なのです!
自営業者なら
「自己の収入は当然、お客様からいただくお代である」
ということを肌で感じていることでしょう。
これがサラリーマンになると、なかなか感じにくい・・・
さっきの
「そんなに税金出るんですか!」
の叫びは、
お客様が驚いているということ。
もっと言うと、
我々のサービスが行き届いていない、と言わざるを得ません。
お客様の喜びやお客様と想いを共有することが
仕事なのではないでしょうか。
毎日のお客様の不満や不快や不思議などの
「不」を取り払ってあげることこそが、
どの業界においても本当の仕事と言えるはずです。
お客様の声なき声に
しっかり耳を傾けながら、日々を過ごしていきたいものですね(^^)