微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

嫌なイメージは定着しやすい。

おはようございます。

あなたのお仕事では
どのようなお客さんがいらっしゃいますか?
なんとなく、
自分に合うお客さん、逆に会わないお客さん
がいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

私は経営者と接することが多いのですが、
本当にいろいろな方がいらっしゃいます。

最近、ある仕事のことで、
とある社長から、連絡がありました。

「あの取引って毎月上がってますよね!
今まで気づかなかったんですか?
…しっかり見といてください!」

…と。
私は毎月しっかり確認しておりましたが、
そのように言われると自信がなかったため、
「あ、そうでしたか…確認させていただきます。」
とのことで、
電話を切らせていただきました。

でもやはり、社長が言われる毎月の取引などないのです(^_^;)

その数分後、社長より電話がありました。
「アレ、違ってましたね!
僕の勘違いでした!アハハ・・・!」

…と。
そうだよね、勘違いだよね~。よかった(^^)
との思いでホッとしました。

…ただ、これだけではすみませんよね、
私の気持ち。

その社長に対して反発や怒りなどは
一切生まれませんが、
(実際にお話するのも楽しいし、いい社長なんです)
なんとなく嫌な感情・感覚が残ります。
「なんか嫌だな…」
と。

結果として、
今回のことに問題はなかったのですが、
その過程で嫌な思いをしてるんですね。私が(^_^;)

「僕の確認不足かもしれないけど、
あの取引って毎月上がってなかったですかね~?
違ってたらゴメンナサイですが(笑)」

位の感じで言っていただけたら、
こちらも逆に気持ちよく調べることができ、
その結果何も問題なかったとしても、
お互いに気持ち良く仕事が終われます。

ここで学ぶこと。

それは、相手に一度嫌な思いをさせてしまうと、
相手の自分に対する嫌なイメージが
なかなか消えません。

私は今回のことがあったせいで、
その社長と接する際に、
少なからず「嫌だなぁ」と思ってしまいます。
これはお互いにとって本当にマイナス。

いいことはいくら言っても気持ちいい
(もちろん度が過ぎると気持ち悪いかもしれませんが(^_^;))
ですが、
悪いことはただの一度だけで、
負の連鎖が始まります。

小さな頃によく言われたものですが、
言う前にしっかりもう一度考えること。

この姿勢がビジネスにおいても必要では
ないでしょうか。