微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス

【毎日配信】税理士の視点から見る経営や税務のことを書かせていただいています(^^)

わらしべ長者的ふるさと納税

「サラリーマンの人も必死みたいですよ…」

 

久しぶりに会う友人との話。

皆さん、お金の悩みは尽きないようで、この友人の職場でもどうやって払う税金を減らしていくかという話がよく出てくるそうです。


効果は少ないですが、いろいろな節税を試みている様子。

 


そんなサラリーマンの方にはふるさと納税がお手軽ですね。

 


節税という視点とは少し異なるのですか皆さんも検討されてはいかがでしょうか?

 


ちょうど1年前に書いていたブログがありましたので、ぜひご参考ください。

everydayrunchange.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

私の子どもたちが通う保育園では、歓迎遠足という行事があります。

暗黙の了解で、毎年のことなのですが、どの家庭のお子さんもそれぞれに持ってきたおやつを子ども同士でシェアします(!)

 


どこぞやのスナック菓子のひとかけらのさらにひとかけらを手にした我が子。

それを、何人かの子どもたちに配っていきます。

すると、戻ってきた子どもの手に大きなクッキーが(!)

 


こんなところにわらしべ長者の良い見本がいたわけです(汗)

 


わらしべ長者は、何が手に入るか見えないものですが、ふるさと納税に関しては、手元に入ってくるものが見えるため、ある意味計画的な「しめしめ賢者」かもしれません。

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かくいう私もしめしめ顔でふるさと納税やってますがね…

 

 

 

 

 

消費税の超悪癖は先延ばし

 

 「先延ばしにすることは、最大の悪癖!」


昨日のセミナーで学んだこと。

人は自分に対しては甘いもので、ついついいろんなことを先延ばしにしてしまいがち。

 


私も御多分に漏れず、自分のことになるとどうしても後回しになってしまうものです。

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ただ、税務のことに関しては、先延ばしにすると大変なことになることが多くあります。

 


消費税・・・考えるという行動を消費してしまっては、こと消費税においては大変な損害を被ることも。

 


今日はそんな怖い、消費税について見ていくことにします。

 

 

 

1.消費税には届出期限について厳格なルールがある

 

サービス業には特に多いのですが、売上だけの消費税をもとに納税額を考える簡易課税制度という方法を採ることが、事業者にとって有利になるケースが多くあります。
消費税について還付を受けようとしたり、この納税額が安くなる簡易課税制度などの方法を採ろうとするときは、税務署への届出が必要です。

 

この届出期限は、当たり前のことではありますが、一日でも遅れると消費税の優遇規定を受けられないことになってしまいます。

 


2.もし届出書の提出を失念した場合は?

 

「だって人間だもの(怒)」


どうしても忘れてしまった!ということがあるかもしれません。

 

もし届出書を提出するのをうっかり忘れてしまった時はどうすればいいでしょうか?

 

泣き寝入りでしょうか?

 


救済措置として、課税期間を変更するという方法があります。

 

 

 

本来、消費税の課税期間(計算期間) 一年なのですが、もし届出を忘れてしまった場合は課税期間を変更するという旨を書いた届出書を提出することにより、課税期間が一定のルールで変更できるのです。

 


要は、普通は一年ごとに届出書の提出期限が来るわけですが、これを課税期間の短縮という手法を使うことによって、届出書の次の提出時期を早めることができるわけです。

 

届出書の提出を忘れてしまったとしても、あと一年間は提出できないわけではなく、未来の短い期間に改めて提出することが可能となるというわけですね。

 

 

 

消費税についての先延ばしは、本当に大損害を被ることもしばしば。

税理士にとっては嫌な話ですが、税理士が損害賠償で訴えられるのも、この消費税の案件がすごく多い…

 


しっかり注意したいものですね。

 

 

 

 

 

 

「おとぉしゃん…あしたりんごたべしゃせてねぇ~」

 


よく子どもたちからお手伝いご褒美としてのリクエストが入ることがあります。

 


その場ではわかったつもりで聞いているのですが、どうしても忘れてしまいがち。

 


その場でカレンダーなどに書き込んでおけば忘れることはないのですが、子どものことになってしまうとどうしても先延ばしにしてしまいがちです。

 


これを何度も繰り返してしまうと、子どもたちからの信頼を失うという大損害につながることに…

 


子どもの信頼を失うという事は何より辛く怖いもの…

 


何事も先延ばしは厳禁なわけですね(汗)

 

逆行こそが売上拡大の極意なり!!


「やってることが、全く反対なんですよ!」

 


今日は、以前から尊敬している方の経営セミナー。

 


パラダイムシフトとはよく言われることですが、今日は本当に目からウロコのお話が聞けることに。

 


どんな仕事にも、顧客は必ず必要。

 


この顧客を開拓することこそが何より重要で、いくら特殊な能力や手腕を持っていたとしても、顧客がいないことには何もできません。

つまり、売り上げが立たないわけです。

売り上げが立たないと、当然のことながらお金が入ってこない。

生活ができない。

…そのまま廃業・倒産となってしまうことも…

 


このように、顧客を開拓することこそ第一の仕事であるわけで、どのようにして最初の顧客を開拓していくのかということに重きを置くべきでしょう。

 


問題はその後。

 


大半の経営者の方は、さらなる新規開拓を目指して、顧客となり得るターゲットを探し回ることでしょう。

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でも、今日セミナーで教わった事はそうではなく、今契約をいただいている顧客こそ大切にすべき存在である。

そして、その顧客をさらに大切にすることによって、そこからまた厚い信頼が得られ紹介が生まれるとのこと。

 


これこそが、うまくいくための極意であるということを教わりました。

 


確かに、顧客の身になって自分が考えれば、そのように手厚いフォローされたとしたら、誰かに紹介したくなることでしょう。

 


私自身の仕事としても、大変考えさせられる内容でした。

 


このことを肝に銘じて、精一杯今のお客様のフォローをしていきたいと思っております。

 

 

 

 


…今日のセミナーを聞いてふと思ったことですが、家族というのも自分にとっての最大の顧客(というのは語弊があるかもしれませんが…)であるように思います。

 


この家族に対してしっかりフォローしているでしょうか?

 


家族に対してのフォローがないということは、そこからの発展はない。

言い換えれば、自分の信頼が失われることになりかねないわけですね。

 


家族からの信頼を失ってしまえば、最終的には家族崩壊…(汗)

 


怖いですね…(大汗)

 


今一度自分の家庭の中を見直すことも必要かもしれません(滝汗)

ファーストクラスには高い理由が

 

「キレイだね~!!」


今日は少し早めに仕事を切り上げて、賃貸住宅の内覧へ。


我が家は警固断層という断層がある真上に立っており、近年来るであろう地震に備えて少し離れたところに避難しておこうという考えのもと、引っ越しを検討しているところなのです。

everydayrunchange.hatenablog.com

私は、別のところに事務所を持っていますが、多くの個人事業者の方は自宅兼事務所にしている人も多いのではないでしょうか。


その場合、しっかりと事務所分の経費を上手に計上することが節税につながってきます。

 

everydayrunchange.hatenablog.com

 

 

 

 

地震の備えとともに、できるだけ良い保育園や小学校の校区を探してしまいます。

そうなるとハードルがぐっと上がるもの。

でも、良い環境を買うと思えば、多少の賃料の増加は仕方がないことなのかなと思っています。

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「タダより怖いものはない」わけで、安い住宅ほど何か問題があるもの。

ここはしっかりと投資をして、しっかりとしたリターンを得るべく良い物件を探したいところですね。

 

 

暑い日を暑いまま過ごさない努力

 
「暑かねー・・・」

 


福岡では心配されていた台風の影響も少なく、一安心。 

台風は無事に去ったものの、かなりの猛暑が続きます。


子どもを持つ私たちとしては、休日に出かけたいものですが、どうしてもこの猛暑の中だと出かけること自体が大変厳しくなってしまいます。

 

家の中にいても、暑さはやはり魔物のように襲いかかってきます。

 

…この暑さに対して何か対策を打ってますか?

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私の実家ではよくやっていたことなのですが、暑いにも関わらずひたすら扇風機を入れる。

当然暑い気温ですので、扇風機からくる風もこれまた暑い…

気持ちの問題で扇風機を入れているだけで、実際としては快適にはかなり遠い状況。

 


日常生活だったらまだしも、これが例えばオフィスだったらどうでしょう?

 


扇風機を使うということは、要は電気代がもったいないからという理由。

 


電気代をケチるあまりに、肝心な快適さを失ってしまうことに。

 


そうすると、当然仕事の能率は落ちていくわけですし、仕事上のミスも多くなってしまう・・・

 


そんなことよりも、電気代をしっかりと払い、快適な環境を作ることによって仕事を効率化することが何より重要ではないでしょうか。

 


しかるべきところにお金を払って、快適さや時間、効率化をどうにかして作り出すという努力こそが本当に必要なこと。

 


そういった目に見えないものを買うことで、結果として大きなリターンが得られることにつながっていきます。

 


…なんていうことを、炎天下の中大変そうに歩いているサラリーマンを見て思ったわけです。

 


もちろん、私もその中の一人だったわけですが(汗)

 

 

 

人件費は諸刃の剣

 


「横風が強いねぇ!」

 

 

今日は法事のため妻の実家へ。

台風が近づいていることもあり、かなりの強風。


高速道路を使って行っていたのですが、ハンドルが取られるほどかなり強い風でした。


妻と子供を乗せているため、運転もより慎重になります。


少しスピードを上げただけで、本当に車が横転そうなほどの強風。


かなり慎重に行かないと、大事故につながりそうな予感さえしました。


当然のことながら、事故を起こしてしまっては大変なこと。

たかだかスピードを上げて運転したところで、到着時刻はほんの10分から20分程度のズレでしょう。

 


それよりも10分20分ほどゆっくりついたとしても、身の安全が第一。

 


急がば回れではありませんが、ゆっくりゆっくり目的地に向かって歩を進めることこそ何より大事なことのように思います。

 


さて、経営においてもゆっくりと着実に進めていくべきものがあります。

 

 

1.人件費が経営を左右する

 

私は人件費こそ、慎重に決めていかなければならないものと思っています。
会社の利益を上げていくためには、従業員の力こそが何より重要。


その従業員の士気を高めるためには、給料をあげることが何より効果的でしょう。


よくがんばったから、といって表彰状を捧げたり、米俵を収めたところで、そんなに頑張れもしないもの。

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2.人件費=給料・賞与と社会保険料


よくある話なのですが、従業員が頑張ったからといって、「翌月の給料を5万円ベースアップしよう!」などという社長がいらっしゃいます。

 


でも、よくよく考えてみてください。

 

今期の経営成績が仮に良かったとしても、翌期も同じように良い経営成績を上げられるでしょうか?

 


もちろん目標を高く持つ事はすごくいいことなのですが、万が一を考えていないというケースが、現実問題すごく多いもの…


仮に毎月5万円のベースアップをしたとすると年間で60万円。

それに加えてボーナスも30万円ほど増加するかもしれません。

そうなると約90万円の給料の増加。

その上社会保険料も加わってきますので、会社の社会保険料負担が15%とすると、社会保険料で13万5千円の増加。

そうなると人件費だけで100万円を超える増加となってしまいます。

単純に5万毎月の給料をアップする、というだけでは済まないわけです。

 

 

3.従業員の気持ちを考えてみましょう


それに、経営者にとっては非情なもので、従業員の士気というのは給料を上げた直後はグッと高まるものですが、おそらく3ヶ月ほど時間が経てばまた元通り…


まるで低反発枕のような状態というのが、現実的な従業員の士気のように思われます。

 


それよりも、毎月少しずつ5千円から1万円程度5年間ぐらいにわたって少しずつ給料を上げていった方が従業員も毎年嬉しいし、経営者にとってもそこまでの負担はないことでしょう。

 


なんでも「急がば回れ」の精神で進んでいきたいもの。

 

 

 

 


毎朝の出かける準備。

 


私たちは仕事、子どもたちは保育園に出かけるため、毎朝てんやわんや。

朝は本当に数分単位の時間が勝敗を分けることになります。

 


そんな中、ついつい大人の都合で「早く早く!急がんと遅刻するよ!」などと子どもを急かしてしまうことも。

 

そんなことをすると、子どもは逆にスネてしまい、布団の上にダイブ&シクシク!(汗)

 

 


急いでスピードを上げ過ぎたばかりに、子どものコントロール能力を失ってしまうという結果に・・・

 

 


…本当に何事も急がば回れなのでしょう。

日々勉強なりよ。

 

 

 

 

 

税理士は税務署の味方なのか!!?

「そんなんも経費になるん?」


最近いろいろな社長とお話をする機会があるのですが、よく聞くのがこの言葉。
 
当然のことながら、事業に必要な経費が経費となるわけですが…それが何かとうまくいってないという現状があるようです。

 

なんともむず痒いこの現実・・・
今日はそんなことにメスを入れたいと思います。

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1.税理士は認めたくない?

 

よく問題になるのは、いわゆるグレーゾーンの経費

税理士が恐れているのは、税務署からの税務調査。


やはり税理士としても煙たい存在が税務署であり、対応も大変なのが税務調査なのです。

 


2.税務署=税理士(?)

 

そういうことから考えると、税務署の見方が税理士!?

なんておかしなことになることも(汗)

 


税理士は経営者の味方であるべき。

となると、事業に必要な経費となる可能性が少しでもあるものは、経費にすべきでは?

 

 


3.手元にお金を残すことこそ重要


微妙な経費も中にはあるかもしれないわけですが、これを税務署との交渉のもと、少しでも認めてもらえるとなるとどうでしょうか?

塵も積もれば…なわけで、そういった交渉の積み重ねで会社に残るお金が増える。

そうなると、従業員に還元できたりするわけですし、最終的には経済の発展にもつながる可能性も。

 

 

 

結局のところ、税務署から可愛がってもらいたいなんていう考えを持った税理士など、本当に経営者に寄り添った税理士なのか!?ということ。


最近、あまりにもそういう話を耳にすることが多いので、少しだけ怒りをぶつけてみたわけです。

 

 

 

 


ついでに言うと、何か買い物する時、きちんと値切ってますか?

値切ったらもしかすると、何かしら恩恵が得られるかもしれないわけです。

でも、値切らなければ何もないことを確定!

 


言われる相手は、きっと言われ慣れてるはず。

だとしたら、なおさらしっかり値切る勇気も必要。

だってそのことで会社により多くのお金が残り、その結果みんなの幸せにつながるかもしれないわけですから。

 

 

 

 

 

…でも、私の税理士報酬は値切らないでくださいね。

もうご提案の時点でいっぱいいっぱいの金額ですので!(汗)